DIY感覚で、キッズの学習机が作れる!?
ベンチャフェアJAPAN2007で注目を集めた「DIYこども家具キット」(税込44,000円。ただし本棚は別売り)。使い方や部屋の間取りにあわせて1ミリ単位でサイズオーダーが可能 |
そんな中、先月1月中旬に東京国際フォーラムで開催された「ベンチャーフェアJAPAN2007」に出展された、とてもシンプルな学習机が話題を呼んでいます。右写真のシンプルな木製机は、オーダーメイド家具の製作・販売を手がけるストーリオ株式会社(新潟県小千谷市 代表取締役 木村和久)が提案する手作り家具キット「雪国の杉」勉強机と、それに合わせられる「雪国の杉」机上本棚。
精密加工された木材がキット状態で届き、手作り家具の楽しさを親子で味わうことができます |
木村社長は、「間取りやライフスタイル、好みにあった既製品というのは、なかなか手に入れることができません。そう考えるとDIYは欲しいモノを手に入れる一つの手段ですが、作業場所や工具がなかったり、組み立て方法がわからなかったりで、今まではごく一部の人の手段でしかありませんでした。そんなDIY初心者の悩みを解決するために、今回の手作り家具キットでは間取りに合わせて1ミリ単位でオーダーできる利便性、長く使える良質な国産材、シンプルなデザインにこだわりました」と思わずうなずいてしまうことをと訥々と語ってくれました。この他に学童ロッカーやイーゼル型黒板など、親子で作る家具の人気も高いと伺いました。
「モノを大切にする気持ち」を育てる親子時間
親子のふれあいを通じて、子供たちの「モノを大切にするココロ」を育てましょう! |
例えば高度経済成長期、そしてバブル期と、大量生産・大量消費の時代に育ったパパ・ママが今、あえて我が子には手作りのシンプルな学習机を求めている本質的な理由は、そんな時代に育ち、親になった今だからこそ、子供たちには「モノを大切にする気持ちを育ててあげたい」と願うイマドキのパパ・ママならではの心理が働いているような気がしてなりません。
現代社会は「リデュース(ゴミの減量)・リユース(再利用)・リサイクル(再資源化)」の3Rが叫ばれる環境重視社会。とりわけ、モノに長く付き合っていると生まれる親しみや愛着は、毎日使うものを親子で一緒に作るふれあいの時間を通じて、子供たちが自然と身に付けけてくれたらそれだけで素敵ですし、今回ご紹介した学習机に限らず、日常的に親子で手作りを楽しむ。そんな「親子時間」が、これからのパパママ、そして子供たちに求められているのではないでしょうか?
<関連記事>
・子供の城として いい学習机を選びたい![インテリアコーディネートの基礎]
・いじめ問題解決には、木の机を[インテリア・内装プラン]
<お知らせ>
・All About[男の子育て]無料ガイドメールマガジンのご登録はこちらへ!
・ただ今「あなたの一票」では、「産後のセックス、回数は減った?増えた?」を開催中!