100人待ちが「当たり前」でいいの??
働きたいのに働けないママが急増中! |
先日、私のところに仕事の相談にやって来た、育休明け間もない若いママ記者が、泣きそうな声でこんなことを訴えてきました。彼女の住む東京都内の区は、これまでさほど待機児童が多くなかった地域。彼女は夫婦揃って共働きですが、4月に区内の認可保育園に入れず、何ヵカ所も自分で探し歩いて、やっと見つけた無認可に預けることができたのだそうです。別の区の人にも、「150人待ちと言われた」という話を聞いています。そんなに大勢の人が待っている状態が「当たり前」でいいはずがありません!
この4月は、私の周囲をちょっと見回しただけでも、「保育園に入れない!」という人が山ほどいます。「入れないので仕事ができないんです」と訴えるライターさんや、イラストレーターさんなど、本当に身近なところに困っている人たちが山ほど!
私が子育てを始めた13年前に比べて、格段に厳しい状況になってきている!と感じました。厚生労働省の調査では、この10年間に保育園に入所する子どもの数は約20%以上増えています。しかし、それに対して認可保育園の数はわずか3%しか増えていません。保育園が増えていない現状では、ますます子どもが育てにくい時代になってきているのです。
少子化対策なんて、全然、進んでいないじゃん!という気持ちになります。