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「育休切り」、そのとき保育園はどうする!?(2ページ目)

本来、法律違反の「育休切り」。でも、現実に日本中で頻発しているようです。「育休切り」された時、内定した保育園はどうすればいいの?

猪熊 弘子

執筆者:猪熊 弘子

子育てガイド

不安定だからこそ、必要な保育園

保育園
安心して預けられる保育園。必要な子どもが皆入れるだけの数がまだ足りません
親の状況が不安定な時こそ、安心して預けられる保育園の存在は重要です。子どもを預ける場所も自分の仕事も不安定な状態が長く続くと、子どもにも影響が出てくるはずです。だからこそ、必要な子どもが入れるだけの保育園が必要なのに、依然として待機児童が多く、保育園の制度は充実していません。定員枠を増やすといった小手先の対応だけでなく、根本的に認可保育所の数を増やしていくべきでしょう。

育休切りは法律違反! 断固闘おう!

前々回にも書いたように、育休切りは法律違反です。男女雇用均等法、介護育児休業法、労働基準法という3つの法律に、「妊娠・出産やそのための休暇を取ったことを理由に、その人に不利益な行為をしてはならない」と定められています。育休切りは法律違反であり、それをする会社が間違っているということを改めて認識しましょう。

切られそうになっても、すぐに「Yes」と言ってはいけません! 会社がどのようにしたいのかを十分に聞き、できれば文書で渡してもらい、それから組合などを通じて交渉するべきです。一人で会社と闘うのは大変でも、組合を通したり、弁護士さんに相談してみると勇気が湧くはず。非正規の人なら、個人で加入できる組合もあるので、そう言ったところに加入して相談してみましょう。

勇気を出して! 子育ても仕事も頑張ろうと思ったあなたは、絶対に間違っていませんよ!
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