「病児保育」を利用するには?
子どもが病気のときはどうするか、夫婦で話し合いを |
病気の子どもを預かってくれる場所として、「病児保育」「病後児保育」という施設があることをご存じの方も多いことでしょう。「病児」は、まだ熱があるなど、実際に病気になっている時でも預けられる場所。「病後児」は病気は治ったもののまだ体力が回復していない子どもでも預けられる場所。共に小児科の医師が運営しているようなところもありますが、実際の施設数は多くありません。運良く周辺にそういった施設があったとしても1日に預かれる子どもの数も2、3人といったところが一般的。また、「病児」といっても、もちろん伝染病の子どもは預かってくれません。運良く使えればラッキー!くらいに考えておくほうがよさそうです。
復帰後は、仕事に復帰できた喜びと焦りから、仕事を目一杯入れてしまう人も少なくないようです。でも、せめて復帰後1年は、子どもが病気になったときには休むようなつもりでいたほうが安心です。子どもの側に立って考えれば、辛い病気の時にママがいてくれるのといないのとでは、絶対に側にいてくれたほうが嬉しいはずです。
最初は子どもが熱ばかり出して……と泣きたくなるようなことが続いても、3歳くらいになれば丈夫になって、熱も出なくなってきます。その頃には親も働きながらの子育てに慣れてきます。最初はうまくいかなくて当然! それくらいおおらかに構えているといいですよ。