認可保育園に入れなかった時、あるいは、認可に入りたいけれど勤務時間の関係でどうしても認可を選べない!という人にとっては、「認可外保育園」(無認可、と呼ぶ場合も)が心強い味方になってくれます。今回はその「認可外保育園」を選ぶポイントについて取り上げます。
全国で18万人が利用する認可外施設
認可外施設ってどんな施設? |
今年の夏に、北九州の認可外保育園で、子どもがお散歩送迎用のバスに取り残され、熱中症で亡くなるという痛ましい事件が起きました。
そういった事件が起きると「認可外保育園って大丈夫なの?」という心配を抱く方も多いことでしょう。
実は、厚生労働省の調査によると、平成18年10月時点でこの「認可外保育園」を利用している人は、全国に18万人以上いることがわかっています。意外と多いものですね。
ひとくちに「認可外」といいますが、施設の運営主体やその形態はさまざま。小規模な地域の保育室のほか、東京都の認証保育所、横浜市の横浜型保育室といった自治体が助成金を出してある程度の基準を設けている施設、さらには事業内託児施設、ホテル等にある託児施設、繁華街などにもあるベビーホテルも、この「認可外」に区分けされています。