保育園・保育所/保育園入園相談

保活・保育園「入園伝説」は本当?(2ページ目)

保育園入園相談、「どうすれば入園できるの?」というお悩みです。保活=保育園入園活動。泣き落としや手紙を書いたなどという話も耳にしますが、「こうすれば入園できる!」という裏ワザは本当にあるのでしょうか?

猪熊 弘子

猪熊 弘子

子育て ガイド

ジャーナリスト。名寄市立大学特命教授 (一社)子ども安全計画研究所代表理事。 保育・教育、子ども施策などを主なテーマに、執筆・翻訳、テレビ・ラジオ出演、講演を行なう。4人の子どもの母。著書多数。『死を招いた保育』(ひとなる書房)で第49回日本保育学会 日私幼賞・保育学文献賞受賞。

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「働いている」ことがもっとも効果的

ワーキングマザーのイメージ
すでに子どもを預けて働いている人が最優先
入園に関して、もっとも点数が高くなるのは「すでに子どもを預けて働いている」という実績です。これは誰よりも優先されます。仕事を見つけるところから始めたい人が、最初から保育園に入るのは、特に待機児童の多い地域では至難の業。そこでまず一度、無認可のいい保育所を選び、子どもをそこに預けて仕事を探し、仕事を始めてしまう、という方法が最も効果的なのです。

ただ、最近の傾向として、特に待機児童が多い地域では、自治体が援助している無認可保育施設に預けている子どもは、待機児童としてカウントされていないこともあり、「すでに自治体が支援する施設に預けることができているから」といってなかなか認可保育園に転園させてもらえない、といった話が出てきています。無認可保育園に預けている先輩ママなどに、認可園にどれくらいの人が移っているかなどを事前に聞いておいた方がいいかもしれません。

1歳児イメージ
無認可保育園から認可園に移るケースも多い
もちろん、最初だけのつもりで預けた無認可保育園がとてもよかった場合、意外と長期間、お世話になることもあるかもしれません。子どもの様子をいちばんに、親の仕事の状況などさまざまな角度から検討して、認可園に移るかどうかを検討していきましょう。

すぐれた無認可でも、お庭がない場合には、3歳以上になるとやはり庭のある認可園の方が子どもにはいいのでは?と転園を希望する人が増えてくるようです。
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