家計簿・家計管理/家計支出を削減するための節約テクニック

将来のためになる「かわいい節約術」(2ページ目)

低金利が続く中、年に10%も20%も節約出来て、将来大きなお金になって戻ってくる個人年金保険をご紹介します。今までは私も全くおススメしませんでしたが、低金利の今だからこそ、始めるお客様が続出。おまけに保険でも、健康状態の告知なしで加入出来ます。

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

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対象になる個人年金保険はコレ!

個人年金なら何でもかんでも、節税になるかというと、そうではありません。条件がありますので、覚えておきましょう。

1、 年金受取人は、契約者または配偶者であること。
2、 年金受取人が、被保険者と同一であること。
3、 保険料の払込期間が10年以上であること。
4、 確定年金の場合、年金支払い開始日の被保険者の年齢が60才以上かつ年金受取期間が10年以上であること。

何か、1、2を見るとA=BまたはC A=Dみたいな面倒な事が書いてありますが、簡単に言うとこうです。

○夫が妻の個人年金保険の契約をしました。保険金の受取は妻です。
(夫と妻が入れ替わってもOK)
○夫が自分の個人年金保険の契約をしました。保険金の受取は自分です。

まあ、簡単。後は10年以上お金を払って(例えば、40才の人が60才まで、50才の人が65才まで保険料を払えば10年以上なのでOK)、年金受取を10年とか終身にすれば対象になります。

ここに注意

申込み時に「個人年金保険料税制適格特約を付加する」にチェックを入れる事もお忘れなく。

一時払いの商品は対象になりません。外貨建ての商品も、積立型であれば、対象になります。変額個人年金保険は、一般の生命保険料控除の対象となります。

全部覚えるのは大変ですから、個人年金保険の相談をする時に、「税金の控除になりますか?」と聞いてみましょう。

年金受取額50万円、100万円というプランを勧められても、年間の保険料10万円以上は、いくら保険料を払っても節税額はかわりませんので、別の金融商品を検討しましょう。

こんな人はやっちゃダメ!

ここまでの話を聞いて、すぐにやりたい!という人も多いと思うのですが、私は申し込みの前に、必ず3つのお財布のうち2つ目のお財布まで準備出来ているかお聞きします。

つまり、ちゃんと家計が毎月プラスになっていて、5年以内に使う予定のあるお金はちゃんと確保できていれば始めても大丈夫。借金のある人は、いくらおトクだと思っても、まずは借金返済が最優先。その後、毎月の家計をプラスにして、近い将来使うお金を貯金して、余裕があれば始めましょう。

*この記事は、個人年金保険のご加入をおすすめする物ではありません。資産状況やライフプランを総合的に考え、必ずご自身でご判断ください。くわしい商品内容やアドバイスは、保険代理店やお近くのファイナンシャルプランナーにご相談ください。



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