PC周辺機器/スキャナの選び方

書類整理用のスキャナを選ぶ(2ページ目)

書類整理用にスキャナを利用する場合は、「ドキュメントスキャナ」と呼ばれる製品を選ぼう。

安蔵 靖志

執筆者:安蔵 靖志

デジタル・家電ガイド

スキャナをサイズで選ぶ

読み込める原稿サイズの大きさで選ぶなら、A3用紙をそのまま読み込めるコクヨの「キャミナックスW NS-CA2」が断然お薦め。半折りにした原稿を読み取る際に利用する別売の「キャリアシート」を使えば、A2サイズの読み取りも可能だ。ほかの機種も、キャリアシートを利用することでA3サイズまでの読み取りに対応している。

【ガイドお薦め機種】
・コクヨ キャミナックスW NS-CA2
今回紹介するモデルの中では唯一、A3原稿をそのまま読み取れるドキュメントスキャナ。A4原稿で最大両面37枚/分の高速読み取りが可能だ。光学解像度は600dpi。別売の「キャリアシート」を使えば、A2サイズの読み取りも可能だ。付属ソフトが充実する「ビジネスパックモデル」も用意している。

CaminacsW NS-CA2 ベーシックモデル

スキャナを付属ソフトで選ぶ

付属ソフトの充実度では、文書管理ソフトやOCRソフト、Adobe Acrobat 9 Standardなどが付属するキヤノン「imageFORMULA DR-2010C」やPFU「ScanSnap S1500」がお薦め。コクヨ「キャミナックスW NS-CA2」も、アプリケーションソフト付きの「ビジネスパック」を購入すれば、文書管理ソフト「さくっとファイリング」やPDF閲覧・編集ソフト「瞬間PDF Plus」、名刺管理ソフト「Presto! BizCard」などを利用できる。

【ガイドおすすめ機種】
・キヤノン imageFORMULA DR-2010C
両面自動読み取りが可能なCIS搭載のドキュメントスキャナ。光学解像度は600dpi。読み取り速度は最大両面20枚/分、最高画質(カラー600dpi)では両面3枚/分。「半折りスキャン」機能を利用して、折りたたんだA3用紙の書類も読み取れる。書類整理ソフトや名刺管理ソフト、Adobe Acrobat 9 Standardなども付属する。


・PFU ScanSnap S1500
両面自動読み取りも可能なCCD搭載のドキュメントスキャナ。光学解像度は600dpi。最大両面20枚/分、最高画質(カラー600dpi)の「エクセレントモード」でも両面5枚/分の読み取りが可能。「A3キャリアシート」を利用して、折りたたんだA3用紙の書類も一度に読み取れる。書類整理ソフトや名刺管理ソフトなども付属するが、スキャナの標準規格であるISIS/TWAINに対応していないため、専用ソフトしか利用できないのが残念。


・コクヨ キャミナックスW NS-CA2
今回紹介するモデルの中では唯一、A3原稿をそのまま読み取れるドキュメントスキャナ。A4原稿で最大両面37枚/分の高速読み取りが可能だ。光学解像度は600dpi。別売の「キャリアシート」を使えば、A2サイズの読み取りも可能だ。付属ソフトが充実する「ビジネスパックモデル」も用意している。

CaminacsW NS-CA2 ベーシックモデル

スキャナ選びのポイント:2. 写真・フィルム整理用に選ぶ
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