写真整理用にスキャナを選ぶときは、
どんな写真を整理したいのかを考える

写真整理用にスキャナを使うときに、まず考えたいのが、どんな写真やフィルムを整理したいのかだ。一般的な35mmネガ/ポジフィルムやL判写真、2L判写真などをスキャンしたいのであれば、複合機でも十分。より画質にこだわりたい人、相当保存状態が悪くて傷やごみなどの補正機能が欲しい人でなければ、フィルムスキャン機能とCCDを搭載する複合機も狙い目だ。

銀塩カメラで撮影した写真やフィルムの整理にスキャナを利用したい人には、フィルムスキャナ機能を搭載したフラットベッドタイプのスキャナをお薦めしたい。書類を整理するためのドキュメントスキャナなら600dpi程度で十分だが、フィルムスキャンともなると2400~3200dpi以上の光学解像度が欲しいところだ。

古い写真やフィルムは保存状態によって傷や折れ曲がり、破れなどがあるため、イメージセンサーはCIS方式よりも読み取り精度が高いCCD方式をお薦めしたい。


機能性でスキャナを選ぶ

機能性で選ぶなら、断然CCD方式のイメージセンサーを搭載し、フィルムスキャン機能も備えるプリンター複合機がお薦めだ。画質やスピードの面では単体スキャナに劣る部分があるものの、一般的な写真やフィルムをスキャンする用途であれば十二分に実力を発揮するはずだ。コストパフォーマンスでもお薦めしやすい。

【ガイドおすすめ機種】
・キヤノン PIXUS MP990
キヤノン「PIXUS」シリーズの最上位モデル。CCD方式で光学解像度4800×9600dpiのスキャナを搭載。35mmのネガ・ポジフィルム(スリーブおよびマウントフィルムに対応)の読み取りが可能だ。A4カラー文書1枚のスキャン速度は約8秒(300dpi)と、なかなかのスピードだ。プリンター部は染料系4色カラーインクに、染料系と顔料系の黒インクを採用。暗部の表現力にも優れている。


画質にこだわってスキャナを選ぶ

画質にこだわって選ぶなら、やはり各社のフラッグシップモデルが狙い目だ。フィルムスキャン機能も複合機のように35mmフィルムのみではなくブローニー判などにも対応しているので、銀塩カメラ愛好家にもお薦めだ。

【ガイドおすすめ機種】
・エプソン GT-X970
光学解像度6400dpiのCCDイメージセンサーを搭載するフラッグシップモデル。フィルムスキャン機能は35mmフィルムやブローニー判だけでなく、4×5フィルムや8×10フィルムにも対応する(8×10フィルムはフィルムをガラス面に直接置くことで対応)。ごみや傷などを自動検出して補完・修正する「DIGITAL ICE」機能も備えている。


・キヤノン CanoScan 8800F
キヤノン「CanoScan」シリーズのフラッグシップモデル。CCD方式で光学解像度4800×9600dpiのスキャナを搭載する。35mmのネガ・ポジフィルム(スリーブおよびマウントフィルムに対応)およびブローニー判の読み取りが可能だ。


【関連サイト】
キヤノン スキャナ
エプソン スキャナ



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