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ロイヤルプレコ

画像提供:オオツカ熱帯魚


ロイヤルプレコ
学 名:Panaque nigrolineatus
通称名:L-190
英 名:
分 布:コロンビア
サイズ:30cm
Temp :23-26℃
pH  :中性付近

頭部が大きく、ずんぐりむっくりした、ユーモラスな体型をしたパナクエ属のプレコたち。アクアリウムにおいて、もっともメジャーなのがロイヤルプレコの仲間で、産地などによる多くのバリエーションがいることが知られている。そんなロイヤルプレコの中でも、もっとも一般的、かつ流通量が多いのが、ノーマルタイプの本種になる。大型の成魚も入荷するが、コンスタントに入荷するのは10cm前後の幼魚が多い。

一般的にプレコの仲間は、「掃除屋さん」的なコケ取りとして扱われることが多いが、本種にそれは当てはまらない。また性格が荒いため、混泳水槽での飼育には適さないので注意が必要だ。

自然下では水中に沈んだ倒木は食べており、胃の内容物のほぼ100%が木の削りカスだそうだ。そのため、木に含まれるセルロースを分解するために、非常に長い腸を持つことが知られている。

水槽内でもその傾向は顕著で、流木を入れておくと、常にかじり食べる様子が観察される。しかし、水槽内で流木の単食のみでは、栄養的な面から長期の飼育が難しく、プレコ用の人工飼料なども併用したい。しかし、それでも長期に渡って飼育するのが困難な魚なのが現状である。

また流木を入れることは、餌として以外に、隠れ家としての側面も強い。複数の流木を組み合わせて、魚が落ち着ける環境を整えてやると良いだろう。

本種は中性前後の清浄な飼育水を好むが、非常に大量の糞をするため、水質の悪化を招きやすい。水質の悪化を避けるためには、2つ以上の強力なろ過器の併用が有効となる。当然、換水頻度も多めにした方が、良い結果につながりやすい。

底床の有無は好みでよく、なければ大量に出る糞の掃除が容易に。あれば、水質の安定、魚が落ち着くなどの効果がある。よくプレコの飼育において論議されることがあるが、その辺りは、各々の管理スタイルによって選択すればよいと思う。

購入時のアドバイスとしては、極端にやせている個体は避け、とくにお腹が凹んでいる、目がくぼんでいるような個体は避けたほうが懸命だ。

最後に、飼育下での繁殖例は皆無だと思われ、繁殖スタイルに関しては未知の部分が多い魚だ。


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。