左手で使ったときだけ見えるキュートなメッセージ
先日、三軒茶屋のキャロットタワーで開催されている「DESIGN for LEFTY」展 ―あなたは本当に右利きですか?― に行ってきました。自分が右利きか左利きかを判定するテストがあって試してみたところ、左利き要素の強い右利きとの判定が。確かに切符や定期などはつい左手で持ってしまいますし、瓶のフタも左手で開けます。右利きでもそれが普通だと思っていました。この年齢になってなお、意外な発見です。左利きのためのマグカップ。重さなど、もう少々使い勝手を改良すべき点もあるかな、とは思いましたが、すごく気になるわけでは無かったのと、今後確実に商品化されるかは不明ということだったので購入! ひとつ1300円でした
この展覧会の企画・制作を担当したdelibab(デーリバーブ)がデザインした、左利きのためのカップがとってもキュートでした。右手で持って飲むと普通の白のカップ、左手で持って飲んでいるとカップの内側にイラストや文字が現れる、というもの。このデザイン展でのアイデアのプロトタイプ(試作品)で、ゆえに数量限定のレアものです。
左利き寄りの右利きと判定された私自身は、たしかにマグカップも左手で持つことが多いのですが、右利きの人もパソコンのマウスを使いながら飲み物を飲んだり、あるいはパンを右手、飲み物を左手で、とする場合もあったりしますよね。こういったユーモアのあるカップは、左利きの方に限らず、右利きの方にも是非使ってみてほしい。コーヒーを飲むのが楽しくなります。
展覧会は7月14日(水)まで。気になる方はこの機会をお見逃し無く!
展覧会情報/「DESIGN for LEFTY」展 ―あなたは本当に右利きですか?―
日程:2010年7月1日(木)~14日(水) 11:00~19:00(入場無料・会期中無休)会場:世田谷文化生活情報センター 生活工房ギャラリー(三軒茶屋キャロットタワー3階、4階)
主催:(財)せたがや文化財団 世田谷文化生活情報センター 生活工房
後援:世田谷区/世田谷区教育委員会/(社)日本インダストリアルデザイナー協会
協力:菊屋浦上商事株式会社
企画・制作:delibab(デーリバーブ)(2004年桑沢デザイン研究所卒業後、2007年delibab始動。各自、フリーランスデザイナー・インハウスデザイナーとして活動しながら、並行してユニット活動を行い、主に空間・プロダクトをメインにデザインを行う)