SYNKメンバー(左から琢くん、斎藤くん、真木くん)
■企業の興味を持とう!
琢:でも、最近株に限らず、なにかもっと新しいことをやろう!という感じなんですけど。
真木:株っていろんなこととリンクできるんで。
山本:最近だと、日吉キャンパス内に企業を誘致したいな、って。例えばブックオフみたいなのがあれば、わざわざ数回しか使わない高い教科書を買わずにすむのに、とか。SFCみたいに授業評価のシステムをウェブ上で動かせたらいいなって。まあ、株式投資クラブでありながら、社会に対してもっとコミットしていこう、っていう意識が根底にあるんですよ。
山口:起業するのもいいんじゃないかな?勉強になるよ。株式投資をしているときに一応財務諸表を見るけど、すぐ飽きるよね。でも、自分たちのは飽きないよ。この間、自分らの決算があって『この数字はこの机か!福利厚生費はこれだったのか!』なんてわかったりして(笑)株主総会もこの部屋でやったんですけど。こういったことは楽しいよ。ところで、SYNCの理念はなんですか?
琢:社会と学生との距離があるじゃないですか?3、4年になって就職活動するときに初めて企業のことを知るって感じで。
山口:確かにそういうのはあるよね。イギリスは大学受かった後、一年間インターンする制度があるらしいね。ちゃんとワンクッション置いて。今、社会人の人が大学院で勉強しようとしているものそういう流れなんだろうね。
真木:大学と企業とをもっと効率的に結びつけられたらいいな、と思って活動しているんですけど。どうしても、企業って固いイメージがあるじゃないですか。3年になって一斉に就職試験受けて、ってそういうのって効率悪いし、楽しくないじゃないですか。楽しくないといいものだって生まれないと思うし。日吉とかみんないいものを持っているのに、うまくそれが出せなかったりして、そういったところをもっとうまくまとめられたらと思って大学でセミナー開いたりしているんですけどね。投資をメインとして僕らの活動を伝えていけたらな、って。
山口:でも、やりつづけるといいことあるよね。予想していないこととか。ビジョンはシェアして長くやっていれば。そこがばらばらになるとね…。じゃあ、投資を手段として企業と学生をつなげていこうっていう活動を?
真木:そうですね。興味をもって欲しいな、と。