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申は煽てればいいの? 申年の相場は・・・(2ページ目)

昔から言われる相場の格言にちなんでみると、申年の今年は「騒ぐ」年になるそうです。

執筆者:保畑 公志

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戦後4回の申年は、3勝1敗です。5回目となる今年も概ね堅調な企業業績を背景とした相場上昇を予想する声が多いようです。個人的には申年の今年は長期的にみると「騒がしい」年、つまり大きなトレンドの変化が訪れる年ではないかと予想しています。


今年はまず、銀行を中心とする金融セクター。不良債権問題が片付きつつあることは相場にも織り込まれて入るものの、銀行貸出残高(つまり貸し渋りの解消)が増加に転ずると、もう一段の上昇は確実です。また、貸し渋りの解消により中小企業の資金需要に回復感が見えはじめればシナリオ的には明らかな転換点を迎えるといえるでしょう。


また、近年の中国の需要増加による素材市況の上昇などを考えると、消費者物価指数がプラスに転換される可能性が出てきます。このように目に見える形でデフレ懸念が後退されれば、これも大きなトレンドの変化といえるでしょう。


このように、今年は色々な変化の可能性をはらんだ年です。これまでの申年の相場は、かなり順調に上昇していることから、期待感も膨らみますよね。申は木に上るのが得意だからというわけではないでしょうが・・・(うまい!?)


以上、ルークでした。来年は書き忘れないようにしなきゃ(^^;)
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