重要なのは、心構えとタイミング
いきなりですが、「失敗は成功の素」という言葉は聞いたことありますよね。私は常日頃思うんですが、他人の失敗というのはほんとに成功の素の宝庫だと思うんです。ですから、私は常に成功談と同じように失敗談も必ず参考にするようにしています。 と言うわけで上記の先輩方の失敗談から学びましょう。ただし、今からの総括は、中国株に限らず株式投資全般に共通する事柄です。
●投資は自分の判断で!
●思い立ったらすぐに行動する!
再三書いていますが、中国は今成長期にあります。先日、中国政府は過度の貸付抑制や貨幣供給のコントロールなどで経済過熱の防止策をとることを発表しました。そんなこんながあったので、現在の中国の株価の推移はあまり芳しいものではありませんが、ここで言えることは、中国の成長を信じ、迷いを捨てて、早いタイミングで投資をされた方々は、抑制するまでの右肩上がりの値上がりを享受できた可能性が高いということです。現在の中国株は、先日の中国政府の声明を受けて調整局面に入っています。すなわち、実態の成長よりも抑制された株価がついているということです。しばらくの調整を見定めた上で、タイミングを測ることが出来れば、抑制策が解除された後の中国株の成長を享受できる可能性が高いということです。
●中国株に失敗はない!
最後に個人的な意見を書かせていただきます。上記の先輩方の何人かも書かれていたことですが、まだ中国株が世界的にブームになって投資熱が過熱してきてから日は浅いです。株式投資の基本姿勢は「長期投資」!まだ中国株が失敗したと位置づけるのは時期早尚だと思うんです。中国の今後の成長は誰もが疑わざる事実です。銘柄選びを間違えなければその成長を享受できるチャンスは大きいはずです。銘柄選びに関しては前回のコラムで説明させていただきました。
では、最後に『ざぼん』さんに閉めてもらいましょうか。以上、ルークでした。
「中国株で資産運用」の管理人、『ざぼん』さん
ただ、この下落相場でも売却しなかった理由は次の2点です。
1.余裕資金で運用していたため、売却する必要がなかった。
2.長期運用のスタンスを取っているので、下がってもまた元に戻ると信じていた。
後から考えると、下がる前に売却して、下げたところをまた購入すればすごい利益が出たと思いますが、こればかりは後から考えたことで机上の空論です。
短期投資ならば失敗談になると思いますが、長期投資を考えるならば一過性のものであるかもしれません。ただ中国株の下落は、ざぼんにとっては今までにない経験だったので、失敗談としてあげておきたいと思います。
(教訓)
どんな小さいニュースでも、そのことによって株価にどんな影響を及ぼすのかを考えなければいけないという点では、この下落相場は良い勉強になりました。