「株」というと昔から日本ではギャンブルのような位置づけで語られる風潮があります |
「株」というと昔から日本ではギャンブルのような位置づけで語られる風潮があります。預金や貯金は普通のことなのに、株をするのは特別なこと。
ルークは昔証券会社で働いていたことがあるのですが、銀行や郵便局には普通に入れる人が、証券会社に入るときは少し顔を伏せがちで入ってくる。この現象はどうしてなんでしょうね。
今回は、そんな株に対する認識を少しでも正しくしていただくために株の魅力について書いてみたいと思います。
180万円が、1億4505万円に!
現在の日本を代表する大企業である松下、トヨタ、ソニー、セブンイレブン・・・経済成長期を経て、その株価は素晴らしい成長を遂げました。
例えば、
1979年に東証第2部に上場したセブンイレブン株の1000株は、無償増資と株式分割により現在38070株となっています。
上場時の初値が、1800円で、2004年4月1日の終値が3810円。
もし上場時に1000株を保有していたとしたら、180万円が、1億4505万円に!になっていたことになるのです!
※1979年上場時点
1000(株)×1800(円)=1800000(円)
※2004年4月1日(終値)
38070(株)×3810(円)=145046700(円)
身近な株の成功談
私の身近にあった成功談をご紹介します。某電気メーカーに勤める私の学生時代からの友人(35歳/男性・独身)に成功談を聞いてみました。
「最初に株を始めたのは、社会人になってから。証券会社に就職した友人の保畑に丸め込まれたのがきっかけ。でもそれから日経新聞や経済ニュースをよく見るようになったので、保畑には感謝してます。一番最初に買った株は「NTT」。最初から小さな株を買う勇気がなかったのが本音です。NTTは大きく負けも勝ちもしませんでした。次に買ったのは「住友ゴム」です。この株が最初に儲かった株です。特にゴム業界に詳しいわけではないんですが、毎日日経新聞を読んでいて、ちょっとしたニュースで株価が大きく動くことを覚えました。そして、ある日「住友ゴム グッドイヤーと業務提携」というニュースが飛び込んできて、仕事もそっちのけで住友ゴムの株を買いました。自分が買った水準が安いか高いかの判断も出来なかったんですが、とにかく急いで買うことに専念しました。おかげさまで、その後住友ゴムはドンドン値を上げていき、大きく儲けることが出来ました。」
株って何?
会社がお金を集めるために発行するのが、株 |
株式とは会社が資金を集めるために発行した紙切れのことです。しかし、ただの紙切れでは誰もお金を出してくれませんので、会社側は、株を買うことで会社のオーナーになってもらうことを約束します。オーナーと言っても何千人で共同出資したようなものです。多くの人から集めた資金を会社が運用し、もし大成功して会社が100倍になったら株の価値も理論上は100倍になります。(「儲かるサイトはここだ。アンケートと株で稼ぐ。」より引用)
しかし倒産するとただの紙切れになってしまいます。株はいつでも誰かに転売することができるので売って儲けたり、保有し続けて配当金をもらうことができます。 会社側からすると、多くのオーナーに出資してもらったお金で事業を拡大します。つまり会社の経営にとって株というのは人間でいう血液のようなものなんです。
7月から、株式投資の基礎の基礎を特集したいと思います。題して「ゼロからはじめる株式投資」経験豊富な方々の成功談や失敗談を通じて、株に少しでも興味を持っていただければ嬉しいです。
以上、ルークでした。
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※株についてとっても分かりやすく解説しているサイトを見つけました。大学生が作っているサイトです。