今後注目のハイテク銘柄はどれ?

デジタル家電の時代へ
デジタル家電の時代へ
1990年代後半から2000年代初頭にかけてはデル・コンピュータ、マイクロソフト、インテルなどの米国企業がパソコンやインターネットの急速な普及とともに業績を伸ばしていきました。

しかし、ここ数年は携帯電話やデジタル家電がハイテク景気を主導するようになってきました。この違いが如実に現れているのが下記のエルピーダメモリとインテルの決算です。ハイテク景気はパソコン主導からデジタル家電主導へと急速に変化してきております。

パソコンと携帯電話の普及台数

例えば、パソコンは2005年2億1,800万台販売されましたが、2010年に向けて新興国中心には伸びるものの年率10%程度の成長が予想されています。一方で携帯電話は、2000年の販売台数4億台、加入者数7億人に対し、2005年の販売台数は8億1,600万台、加入者数21億人、2006年も1~9月で7億1,600万台に達しており、年間販売台数は10億台、加入者数23億人に達する見込みです。そして2010年には販売台数12億台、加入者数35億人と予想されており、今後も高成長を続ける見込みです。世界全体で見た場合、加入者数は携帯電話が圧倒しパソコンよりも携帯電話の動向のほうがハイテク景気を左右する度合いが強まってきているのです。

特に、高機能の3G(第3世代)携帯電話は世界で2005年末段階に約1億台と全体の5%弱に過ぎず、そのうち日本が5,800万台と圧倒的に先行している状況です。

DRAM搭載携帯電話の普及速度

さらにDRAMが搭載される3Gや2.5G携帯電話の販売は世界では2005年約1億台、2006年約2億5,000万台、2010年7億台以上が予想されており、順次高機能品への買い替えが進展していくことで携帯電話市場の成長以上に大きく伸長すると思われます。弊社で推奨いているエルピーダメモリ(携帯電話向けDRAM中心)とインテル(パソコン向けCPU中心)を比較することで市場の成長性の違いがはっきりすると思います。
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