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損をするのにはワケがある! あなたが儲からない5つの理由

株価が安いときに買って、高いときに売る――たったこれだけのことなのに、儲からない投資家がごまんといるのはなぜなのでしょうか?考えられる5つの理由をピックアップしてみました。

執筆者:大竹 のり子

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株で儲けるためのしくみはいたって単純。株価が安いときに買って、高いときに売ればよいのです。たったこれだけのことなのに、儲からない投資家がごまんといるのはなぜなのでしょうか?

「知っている限りのノウハウを駆使しているのになぜか儲からない」というあなたのために、考えられる5つの理由をピックアップしました。

その1:気分に左右されやすい

儲けるのは難しいのに、損するときはあっという間。このジレンマをなんとか解消したいと思っている人は多いはず。
株価は常に動いて当たり前です。株価が上がったり、下がったりするたびに一喜一憂していては冷静な判断が下せません。

まずは長期で保有するのか、短期で売買するのか、資金はいくらか、目標額はいくらかといった投資スタンスをはっきりさせることが大切。長期で保有するのなら、日々の株価に一喜一憂する必要はないのです。どーんと構え、来るべき買いどき、売りどきに備えましょう。

その2:リスク管理に甘さがある

1つの銘柄に勝負を掛けてしまっていませんか?リスクを減らすには、ポートフォリオ運用が大原則です。

ただし、いくらまめまめしく小さな利ザヤを稼いだとしても、どーんと損してしまえば苦労は水の泡。分散投資といいつつも、ファミレスにファストフードに居酒屋に…と同じような銘柄ばかりに振り分けるのではあまり意味がないのです。

その3:銘柄選びが間違っている

配当狙いや株主優待狙いは別にして、売却益で儲けたいなら「上がる株」を見つけ出さなければ始まりません。

そんな銘柄を選び抜くには、フィーリングと同時に客観的な分析も必要。リサーチに何日も費やしていてはタイミングを逃してしまいますが、少なくともなんらかの形でファンダメンタルズ、テクニカルの両方から分析したいもの。初心者のうちは、アナリストのレポートを参考にするとよいでしょう。

その4:売るタイミングが間違っている

儲けられるか、儲けられないかの運命を決定づけるのが、売るタイミングです。確実に儲けたいなら、もしも株価が上がっていても深追いせずに、1~2割の利益が出るところで売ってしまうのが手。

株価が下がっているときはなおさら、売りのタイミングが重要です。短期で売り払うつもりの株を「いずれ持ち直したら売ろう」などと自分に言い聞かせて持ち続けているのは誰がなんといおうと立派な「塩漬け」。軍資金である資金を眠らせておくぐらいなら、すっぱりと損切りして次なる勝負に打って出るべし。

その5:チャンスを逃している

売買のチャンスはいつやってくるかわかりません。いくら仕事の合間にちょくちょく株価をチェックしているといっても、自分の目が行き届かない時間のほうが圧倒的に多いはず。

複数の銘柄の動きを監視するとなるともっと大変。チャンスを逃さずに売買したいのであれば、逆指値や自動売買などのサービスをフルに活用しましょう。チャンスを逃すことなく、冷静に株価を眺めることができるでしょう。

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