満月の日は株価が大きく動く!?
同じ大和総研からのレポートの中に、もうひとつ興味深いものを発見しました。それが、「満月の日には株価が大きく変動する」というもの。オオカミ男が遠吠えするのも満月の夜。満月の日には投資家も平常心ではいられない!? |
大和総研が月の満ち欠けと株価の関連を調べたところ、満月の日の株価はそうでない日よりも変動が大きいことが分かったそう。
過去20年間の日経平均株価をさかのぼって1日の騰落率をリサーチしたところ、普段の平均騰落率がプラス0.01%であるのに対し、満月の日の平均騰落率はマイナス0.1%という結果に。つまり、プラスかマイナスかは別にして、満月の日は普段の日の10倍、株価が変動しているということになります。
月の満ち欠けはこんなところにも影響する
欧米では古来より「満月は人の心を狂わす」と言い伝えられています。満月の夜になると、オオカミに変身するオオカミ男の話は、幼い頃に誰もが聞いた寓話でしょう。潮の干潮も然り。妊婦さんも、満月の日は産気づきやすいと言われています。月の満ち欠けは海にも陸にも、そして人体の中にも多大な影響を与えるのです。
株価には投資家心理が色濃く反映されます。満月の日に人の心が乱れれば、株価が動くのは必然といえるかもしれません。
チャートや株式指標だけじゃない!
現在、大和総研のサイトではこれらのレポートを読むことはできませんが、他にもちょっと変わった視点のレポートがたくさん載っています。特に株式市場レポート(国内)ページの「クオンツ情報」はユニークなレポートが発表されるので、ときどきのぞいてみるとよいでしょう。チャートや投資指標の分析も大切ですが、時にはちょっと視点を変えて株式市場を眺めてみるのもおもしろいかもしれませんね。
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