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シングル女性がマンションを購入するケースが増えています(株式会社リクルート首都圏新築マンション契約者動向調査)。平成15年度公庫融資利用者(マンション購入融資)では、単身女性の割合は首都圏8.3%、近畿圏9.3%、北海道ではナント20.5%となっています。この地域差は意外ですが、北海道では女性の就業率が高く経済的に自立している女性が多いことや札幌市中央区など通勤に便利な中心街に手頃な価格の物件が供給されていることが理由として考えられています。

購入の平均年齢は38歳、年収は500万円台

首都圏の例を見てみると、マンションを購入した年齢は単身女性の場合38.0歳で、男性の36.3歳より遅くなっています。年収は570万円で平均的な女性の年収よりも高めです。他の地域をみてみても、女性はみな38歳、年収500万円台ですが、男性は北海道だけ購入時の年齢が40歳と遅くなっています。

シングル女性は「頭金を多く、ローンを少なく」の傾向あり

平均年収は男性より若干少ないものの、頭金では首都圏単身女性が1000万円と男性の平均736万円に比べて圧倒的に高くなっています。購入物件の価格は単身女性が3406万円、男性3545万円で、男性の方が140万円ほど高い物件を買っているにもかかわらず、女性の方が頭金を260万円多く用意しているということは、女性の方が「頭金を多く、ローンを少なく」と堅実な買い方をしていることがわかります。

 


購入、賃貸に関わらず住居費のための貯蓄は必要

住宅を購入するにはお金がたくさん必要と躊躇する人も多いと思いますが、賃貸だから少ない金額ですむというのも誤解なので注意が必要です。家賃8万円のところに30歳~80歳まで50年間住み続けたら4800万円支払うことになります。2年ごとに更新料を支払ったらプラス200万円、引越したら礼金・敷金、引越代などもかかります。また、物価による上昇などもあるので5500万円~6000万円程度がかかる可能性があるのです。しかもこのうち半分は老後に必要となる家賃なので、その分をきちんと貯蓄しておくことが必要になってきます。

購入の場合には頭金を貯めて、60歳頃までにローンを完済するので1回に支払う金額が大きくなりがちで大変そうなイメージがあるでしょう。でも、それは住居費を前倒しで支払っているだけで、老後の負担は少なくなります。しかも、賃貸ではいくら家賃を払い続けても自分のものになりませんが、購入すれば自分のもの。老後に売却してその資金をもとに老人ホームに入るといった方法も考えられます。

衣・食・住は安心して暮らすために最低限必要な事柄。住まいのための資金は賃貸・購入にかかわらず、将来を見据えて準備をしておくことが大切です。
マンションを買いたいと思っているなら、早めにマンション購入のための勉強をして資金計画をしっかり立ててみることをおすすめします。
賃貸暮らしを続ける人も、貯蓄は必要不可欠なものと心得てしっかり貯めていきましょう。

<関連リンク>
・独身がマンションを買う理由[All Aboutシングルライフのマンション購入]
・シングルのマンション購入の実態[All Aboutシングルライフのマンション購入]
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