家計管理が続かない・・・という人は、楽しく続けられるツールを活用してみましょう |
そこで、楽しくお金の管理ができるツールの1つとして、家計を記録・分析ができたり、お金を貯めるための情報交換ができるサイトをご紹介します。
毎日、お金をチェックする効果は?
これ以上節約できるところが無いと思っても、毎日何気なく使っているお金って意外と多いんです。例えば、駅の売店やコンビニなどで買うガムなどのお菓子、雑誌、コーヒーなど、100円、200円くらいの小さな支出。これが1ヶ月積み重なると5000円、1万円といった大きな金額になっていくのです。このような支出を書き出すことで、「お金を何に使ったか」が見えるようになります。そして、次回は買うか、買わないかを検討したり、買う瞬間にも「あっ、これは買わないことにしたんだっけ」と意識することができるので、お金の使い方をマネジメントしていくことにつながるわけです。
毎月の貯蓄を「あと2万円増やしたいな」と思ったときには、1日500円ずつ小さな買物をやめると1万5000円が捻出でき、あと5000円は外食を減らしたり、洋服を買うのをやめたりすれば2万円を作り出すことができます。大きなものを犠牲にしなくても、毎日の「買わなくてもよかったもの」を減らすだけで、貯蓄額も増やせるようになるんですね。
貯蓄を増やす目的でなくても、買わなくてもよかったなと思うものをやめることで、やりたいこと、自分にとって大切なことに、より多くのお金が使えるようになります。同じお給料でも満足感が高くなるので、ぜひやってみてください。
集計・分析もらくらく!家計簿ソフト
パソコンで家計管理をするメリットは、費目ごとの集計が簡単にできること。サイトによっては、予算や平均支出との比較ができたり、他の人の家計簿ものぞき見できたりできるので、それらを参考にしながら自分の家計を見直すことができます。■知るぽると「みんなの家計簿」
みんなの家計簿(金融広報中央委員会) |
暮らしにかかわる金融について中立的な立場で広報活動をしている金融広報中央委員会が運営しているサイトです。毎日の支出を、あらかじめ用意された「食費」「被服費」などのアイコンを使って簡単に入力していくことができます。カードで買った場合のチェック欄もあり、カードの支払額を管理するのにも便利です。また、ボタンひとつで予算と実績の比較や、費目ごとの集計額を折れ線グラフで表示することもできるので、自分のお金の使い方がひと目でわかります。1ヶ月のスケジュール表や、子ども向けのこづかい帳もあるので、家族で楽しく使うことも可能です。
次のページは、仲間と情報交換しながらマネー管理ができるコミュニティサイトの紹介です。