偏差値と通知表の関係
通知表の評定のつけ方が、相対評価から絶対評価に変わった結果、「内申インフレ」という現象が起きています。以前は「3」が中程度の学力(偏差値45~55)だったのが、現在では「3」と「4」の間が中程度の学力ということになります(神奈川県の例を参考に、ガイドが独自にシミュレーションした結果)。
絶対評価の「4」は偏差値50~60と幅がある。「3」と「4」の間が偏差値50程度(中程度の学力)になる。 |
絶対評価の「4」は偏差値50~60と幅があり、「3」と「4」の間が偏差値50程度(中程度の学力)になることがわかります。絶対評価の「3」は、中程度の学力というよりは偏差値40~50の間に相当し、むしろ「真ん中よりも下の学力」という認識を持った方がよさそうです。
これまで難関進学校に合格する目安である「偏差値65」の境目は、相対評価の「4」と「5」の境目と一致しましたが、絶対評価では同じ「5」の評定でも偏差値65以上と以下に分かれるので注意が必要です。
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