家計簿・家計管理/家計管理の基本

お金が貯まる?出て行く? お金持ちへの道!ここがポイント(3ページ目)

お金がどんどん入ってくる人、どんどん出て行く人。お金のあるところにお金は集まり、無いところからはお金に羽根があるかのように出て行きます。お金は寂しがりやとよく言われますが、その原因は・・・。

執筆者:上野 博美

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7万年前に50万円貯蓄して、ようやく今100万円!貨幣価値から考えると、意味がないですね~!そもそも、7万年前には貨幣どころか、人類(現代人)の存在そのものも危うい??

預金金利<借入金利


これは、借入金利を年29.2%、普通預金の金利を年0.001%で計算したためです。現在のような超低金利下では、貯める場合にはほとんど増えないのに、カードなどで簡単にキャッシングする人からはお金がどんどん出て行く状況になっています。

簡単に借りられるほど金利高の傾向が・・・


借入の金利は借り入れ側の返済に対する信用度が低いほど高くなるのが一般的です。通常、お金を貸す場合には、借り手の信用度を審査してから行なうものなのですが、審査を簡略化してお金を貸す場合もあります。この場合には、相手の信用度が正確にはわからないわけですから、その分、金利は高くなります。

時間価値との見極めが重要


お金を借りる際には、その使う先が、お金に対する利息を払ってお金を貯める時間を省略してでも、先に手に入れたいほどの価値があるものかどうかを見極めることが重要になります。住宅を購入する時にローンが利用されるのは、お金を貯める時間を省略して借入金利を払ってでも、先に理想の家に住み、有意義な時間を過ごした方が価値が高いと判断するからです。

「お金を借りることができる」ということは、とても優れたルールなのですが、借入金利>預金金利 が通常ですから、「借りる」という行動を起こす時には、十分な見極めが必要です。

「ビジネスのために計画立ててお金を借りる」のと「日常生活費を補うためにとりあえず借りる」というのとでは、大きな違いがあります。お金を貯める上では、時間価値と借入金利の価値を天秤にかけ見極めることが、たいへん重要なポイントとなります(お金をためる観点からは、日常必要なものを買うというレベルでは、「借金はしない!欲しければ貯めてから!」と決めておく方がいいですネ)。

利息を甘く見てはいけません。。。

*利息制限法では、10万円未満は年20%、10万円以上100万円未満は年18%、100万円以上は年15%までとなっています。
*出資法では、上限金利は年29.2%です。

/上野博美

関連リンク


金融庁HP

【利息制限法と出資法の違い】
オールアバウト・お金を借りる返す「借金は減額できるの!?」
【利息の計算方法】
オールアバウト・お金を借りる返す「簡単!利息の計算方法と返済額」
【金利の違いはどこから?】
オールアバウト・お金を借りる返す「金利の違いはどこから来るの?」
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