贅沢品の消費額がポイント!
平成16年は収入が7年ぶりに増加して(勤労者世帯)、贅沢品の消費も増えるという、理論どおりの動きになっています。
よく貯蓄の方法として「天引き貯蓄」が推奨されていますが、天引きされる金額は一定のため、所得が増えると、その分、使うことができる金額が増えることになります。
増えたお金で、本当に必要なものを買うのであればよいのですが、「ただ、今、欲しいだけ」のものを買うことにより、本来は貯蓄に回すことができたお金を使ってしまうことにもなりかねません。
天引き貯蓄は万能ではない… |
天引き貯蓄は万能ではない・・・
人は、「めんどうなことは続かない」傾向にあるため、毎回、収支を考えて貯蓄額を決めて貯蓄を行なうなどできないのが一般的です。そこで、勝手に貯まる仕組みの天引き貯蓄は、貯めるのには有効な方法となります。しかし、お金が余る月、不足する月に関係なく、毎月一定の金額が天引きされるということは、実はあまり効率的なことではありません。
かと言って、毎月毎月、収支から貯蓄額を割り出しそれを貯蓄に回すのも面倒です。そこで、天引き貯蓄をしながらも、所得が多い時には、増えた分について、さらに貯蓄に回すべきか消費にまわすべきかについて、一度考えてから行動することが必要です。
(特に、あぶくゼニと感じる時が要注意です!関連記事・マネープラン入門)
ところで、家計調査には、都道府県庁所在市別ランキング(平成14~16年平均)が掲載されています。こんな問題、分かりますか・・・??
問題
しゅうまいの購入が多いのは「横浜市」。では、ぎょうざの購入が多いのは?