家計調査
毎月「家計調査」が総務省統計局から発表されます。これは、約4500万世帯の中から無作為に抽出された約9,000世帯に6か月間(単身世帯は3か月間)、毎日の収入(勤労者世帯,無職世帯のみ)と支出を記入してもらい、それを集計しているものです。家計調査結果・総務省統計局
支出は1ヶ月約30万円
平成16年年報によると、全国・全世帯(平均世帯人員3.19人,世帯主の平均年齢54.1歳)の消費支出は、1世帯当たり1か月平均304,203円で、久しぶりに、前年に比べて0.5%増加したようです。
所得が増えればそれ以上に自動車等関係費は増える… |
平成16年の支出・増加項目は?
「自動車等関係費」や「補習教育費」が大幅な実質増加、テレビなどの教養娯楽用耐久財、パック旅行費など「教養娯楽サービス費」も大幅な実質増加になっています。
贅沢品
これらの項目は、所得(総消費額)が増えれば、それ以上に支出割合が増え、所得(総消費額)が減ればそれ以上に支出割合が減る「贅沢品」に分類されます。
使途不明金やおこづかいも、「贅沢品」とよく似た動きをします。平成16年は、仕送り金や諸雑費は大幅に増えています。ただ、おこづかいや交際費は減ったようです。