代表的な国債の特徴【2種類の個人向け国債】
続いて人気の個人向け国債をチェックしてみます。●個人向け国債(10年満期・変動金利タイプ)
国債を買うことで、国の政策や日本の経済・金利動向も身近なこととして、関心を持てるようになるかも? |
1年経過後は途中で換金(一部・全部)することもでき、購入した金融機関で手続き可能です。その際には、額面価格とまだ受け取ってない利子があればその期間に応じたものが戻ってきますが、そこから過去1年分(利子2回分)の税引後利息相当額が、解約手数料として差し引かれます。
●個人向け国債(5年満期・固定金利タイプ)
5年満期で、半年ごとの金利は発売時のものが固定されており、基準金利(5年利付国債の金利)から0.05%を差し引いたものです。額面1万円単位から購入できます。
2年経過後は途中で換金(一部・全部)することができます。上記と同じく、額面価格とまだ受け取ってない利子があればその期間に応じたものが戻ってきますが、そこから過去2年分(利子4回分)の税引後利息相当額が、解約手数料として差し引かれます。
こうやってそれぞれの国債の内容を見ると、ややこしそうな金融商品に感じるかもしれませんが、購入してから満期まで持っていると、満期金としてほぼ元金が戻ってきて、それまでは預貯金より金利の高い利息が半年ごとにもらえるというものです。
次のページでは、預貯金より金利が頭ひとつ高い国債について紹介します。