お祝い・ギフト/お祝い関連情報

出産祝いの贈り方マナー

今さら聞けないことばかりの、出産祝いのマナー。最低限、押さえておきたい常識ラインの情報をコンパクトにお届け。出産祝いのみに関する知りたいことをまとめました。

執筆者:冨田 いずみ

慶事、いわゆるお祝い事には、様々な決まりごとや習わしがあります。ここではすぐに使える、出産祝いだけに関するマナーの情報をピンポイントでご紹介します。

出産祝いを贈る時期

出産祝いを贈る時期はお七夜からお宮参りまでの期間

出産祝いを贈る時期はお七夜からお宮参りまでの期間

出産祝いは、正式にはお七夜(生後7日)過ぎからお宮参り(生後1ヶ月)までの期間に贈ります。お祝いの品を直接届ける場合は、母親の体調を考え20日目あたりに事前にご了承願いを立てたのち伺います。


ご祝儀の表書き

紅白の蝶結び(=花結び)の水引にのしありで、お祝いの金品の表書きの上書きは「御出産御祝」「祝 御出産」「御安産御祝」などが用いられます。ちょうど水引の結び目の中央下に表書きよりもやや小さく姓名を書きます。金額の目安は5000円から1万円。


喜ばれる出産祝い

生まれた赤ちゃんのものを贈ることが一般的ですが、ママへのねぎらい品も添えて贈ると優しい気配りギフトとなり喜ばれます。くつろげるインナーウェアやお洒落なエプロン、また肌の疲れを解消し潤いを与える保湿系の自然化粧品や安らぎをもたらす良い香りのエッセンシャルオイル・入浴剤なども好適です。

一番人気はやはりベビー服ですが、赤ちゃんはすぐに成長するので、1、2年先の大きさのものを贈ります。他にファーストシューズや帽子、スタイ(よだれかけ)のセット。上質の木のおもちゃや絵本を贈る方も増えています。少し大きくなるまで、長く使っていただけるおもちゃは、贈られる側また贈る側にとっても、嬉しいものです。また最近は幸せになるという銀のベビースプーン&フォーク、誕生石のベビーリングとネックチェーンなども好評です。

数人集まってお祝いの品を購入する「ベビーシャワー」として贈るのなら、ベビーカーやチャイルド・シート等を贈ることも可能です。ただ、大きなものは親族の方が贈られることも多いので、重複しないようあらかじめお尋ねしておく方が無難です。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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