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知っておくべき! カードのイケナイ利用法(2ページ目)

クレジットカードの利用にはルールがあります。注意したいこと、そして絶対にやってはいけないこともあります。「これってマズイことだったの!?」とならないためにも、知っておきましょう!

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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【絶対にやってはイケナイ「2つ」のこと】

絶対ダメ<その1> カードを他人に貸すこと「名義貸し」

知っておくべき! カードのイケナイ利用法
「エッ、これってマズイことだったの!?」とならないために。
クレジットカードは、信用を基に利用者とカード会社の間での契約であり、利用者=カード名義人に対してだけ発行されています。そのため、どんなに仲の良い友人であっても、家族であってもカードは貸してはいけません。

「カードを利用できない友達がいて可哀想だったから…。自分で払うってことだったし」「借入れができるカードを作ると、報酬がもらえるというバイトで…」といった言い分も、困ってから通用するものではありません。責任はカードを貸したカード名義人に、すべて掛かってきます。
名義貸しをして、後にトラブルが生じて後悔している人は多いものです。借金を整理するときも、他人が使っている部分まで自分が背負うことになってしまいます。もめごとの種です。

絶対ダメ<その2> カードのショッピング枠を現金化「転売」

ネットや新聞、雑誌、看板などで「クレジットカードのショッピング枠を現金化!」「カードで商品を買うだけ。高く買い取ります!」と特に悪びれた様子もなく宣伝しています。きっと皆さんも目にしたことはあるかと思います。
もっともらしい文句や甘い言葉で誘っています。「ショッピング枠はキャッシング枠の金利に比べ低いので、借金を一本化するのに最適です」とか「分割で返済でき、キャッシュバックした現金で低金利に!」「学生、フリーター、無職の方でも利用できます」などです。

お金の知識があまりない人がみたら、「なるほど。いいかも!」なんて思わせるようなものになっています。しかも健全っぽく、親切そうにやっていたりもします。結論だけ言うと、キャッシング金利より低利!というのは大ウソ(数字のちょっとしたからくりで、20数%では済まなくそれ以上になると数学的にも簡単に証明できます)。

しかし、そもそもこの取引行為は、カード利用規約に違反しているのです。
ご存知の方も多いでしょうがカードで買い物をした場合、物は手元にありますが、支払が終わるまでは、自分のものではありません(所有権の留保)。つまり、自分のものではないものを勝手に売るわけですから、「転売」ということになります。(カード)犯罪に関係してくる可能性だってあるわけです。

商品を買取った業者(このような悪徳業者を俗に「買取屋」と呼びます)は、それを換金して儲けを得ます。「安く買い、高く売る」「マズイところは利用者の責任」という図式が成り立っているのです。悪いことだし、おまけに損もする。上手い話にはくれぐれもお気を付けください。



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