自分は自分で学んで守る!

借金はなくなっていた。そこに気付きたい
学んで知ること、相談すること。面倒だったり恥ずかしかったり怖い印象があったりしますが、大切なことです。
確かに債権者(貸金業者)が違法な高金利での取立てをせず、正当な範囲での請求をすべきだったとも強く思います。それが理想だと思います。ただ、そんな甘い世の中ではないことも、私たちはしっかり理解しておかなければなりません。それが何かと“自己責任”だといわれる時代を生き抜く姿勢ではないでしょうか。

貸金業者が「高金利の借金だったから、実はもう借金自体ないので…」とか言ってくれるはずもなく、また困っていれば誰かがやってきて自動的に救ってくれるなんてこともないわけです。だからこそ、私たちはお金について広い意味で“学ぶ”ということを継続していくべきでしょう。お金に関する本を買ってみたり、オールアバウトのマネー記事を読んでみたり、ネットで調べてみたりと。そういったことの積み重ねが生活を豊かにするコツとなり、自己防衛につながるのです。

黙っていない。相談することも大事

時々お金に何かしらの興味を持ち、日ごろからお金と楽しく付き合って生活していくことがベターですが、学んでいる時間もなく、お金を借りる・返すに伴うトラブルに直面してしまった場合はどうすればいいでしょう? 最低でも専門家に「相談」することくらいの行動は積極的にしましょう。黙ってあきらめてしまうようなことではダメです。基本的に消極的では解決ができない、遅くなると捉えておきましょう。また、困ったらすぐに他力本願で専門家に相談するのも良いとはいえませんが、悩んだり考えるだけで結局行動が伴わないのはもっと良くないことです。

話は戻りますが、この約1150万円の払い過ぎになっていた一件も、当時、信頼できる専門家に相談していたら、このような悲痛な結末にはなっていなかったでしょう。悔しいものですが、時を戻すことはできません。このような取り返しのつかない悲しい事件が1件でも少なくなるよう、情報の発信をしていきたいと改めて感じました。

【事件概要】この事件は、借金を苦に自殺した男性の遺族が原告となり、「自殺したのはグレーゾーン金利に基づいた金利計算で返済を求められたため。無効な高金利での請求をせずに、過払いになっていることを本人に伝えていれば自殺はなかった」などとし、武富士など計5社に対し約1400万円の損害賠償を求める訴えを、先日、釧路地裁北見支部に起こしています。グレーゾーン金利に基づいた請求を、自殺の原因として損害賠償を求めるのは珍しいようです。


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