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初月給はどうするの?

もうそろそろ新入社員の人も初月給がでる頃ですね。自分で稼いだお金をどのように使うか考えてみませんか?新入社員のひとだけでなく、会社にお勤めの人には参考になりますよ。

執筆者:中村 恭子

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もうそろそろ新入社員の人も初月給がでる頃ですね。初月給をどう使うか決めている人もいるかもしれませんが、「親にケーキでも買って、あとは全部おこずかい!」などと考えている人はいませんか?まだ大学生気分が抜けないかもしれませんが、最初が肝心!自分で稼いだお金をどんな風に使うか、貯蓄の仕方や保険の入り方についても考えてみましょう。

これから毎月確実に貯蓄していこうと考えている人は、「給与天引き方式」でお金を貯める方法がよいのではないでしょうか。これは毎月決まった金額を強制的に給料から差し引かれていく仕組みで、いつのまにかお金が貯まっていくのが利点です。忙しいサラリーマンやOLにとって、貯蓄作りにはとても良い方法だと思います。

給与天引きが利用できるものの代表には、「社内預金」や「財形貯蓄制度」があります。
「社内預金」は社員の福利厚生が目的なので、銀行の定期預金より金利が高い場合が一般的です。チェックしてみましょう。
また、財形貯蓄の種類には「一般財形」「住宅財形」「年金財形」がありますが、新入社員の人ならば、「年金財形」よりも、「一般財形」での貯蓄か、将来の住宅購入のための「住宅財形」を検討してみましょう。

その他、会社によっては「自社持株会」という制度を行っている会社もあります。この制度は、会社の株を毎月同じ金額ずつ購入していくもので、株式の高値づかみを避けられますから、自分の会社の株を買ってみたいと思っている人は検討してみましょう。この「自社持株会」にも、会社からの補助金支給などが付加されている場合が多く、民間の金融機関の商品より有利な場合があるので、会社に内容を確認してみるとよいでしょう。

また、これから保険に加入しようと思っている人もいるでしょう。そうでなくても、新入社員をターゲットに保険の勧誘がたくさんあると思いますが、きちんと内容を理解しないで、保険に入ることがないよう注意しなければいけません。
扶養する家族などがいる場合は、大きな死亡保障も必要でしょうが、独身の人の場合は、病気やケガで入院した場合の医療保障などを優先して考えたほうがよいと思います。
保険金額としては、公的医療保険でカバーされない自己負担分(差額ベッド代、高度医療技術料、入院時の雑費など)をカバーできるようにしておきましょう。保険の中でもカタカナ生保などが扱っている「終身医療保険」は検討してみてもよい商品だと思います。

一度に行うことは大変ですが、以上のことを参考にして、将来のために少しずつお金のこと、保険のことを勉強してみてくださいね。

<関連サイト>シングルのための保険選び
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