料金は各社横並び。割引ポイントは、家族割引と継続年数割引! |
ナンバーポータビリティーって何?
ナンバーポータビリティーとは、携帯電話会社を変えても、電話番号はそのまま使える制度です。
今まで携帯電話会社を変えたら、電話番号を変えなければいけませんでした。その為、他社のサービスが気になっていても、大勢の人に新しい電話番号を伝えるのが面倒で、携帯電話会社を変えない人がほとんどでした。ナンバーポータビリティーは、そんな不便をなくしてくれます。
番号を持ち運びできるので、「ナンバーポータビリティー」。モバイルナンバーポータビリティーを略して「MNP」とも言います。電話番号はそのままで便利なのですが、携帯電話会社を変えるには最低でも、5000円程度の手数料と携帯電話機代が必要です。MNP利用時の注意点をまとめてみました。
■手数料
現在契約している携帯電話会社に転出の為の手数料(2100円)と、新しく契約する携帯電話会社に契約事務手数料がかかります。その他、解約する時に手数料のかかる割引サービスもあるので、契約している携帯電話会社に確認してみましょう。
■電話機
携帯電話会社毎に対応する電話機が違うので、新たに買う事になります。
■メールアドレス
携帯電話会社のドメイン(例えば、ドコモならdocomo.ne.jp)は引き継げないので、メールアドレスは変わります。
■ポイント
携帯電話会社のポイントサービスは、各社独自の物なので引き継げません。
■割引サービス
長年継続して使っていると、割引率がアップしますが、継続年数は引き継げません。(SoftBankの一部のプランは、2006年10月26日~2007年1月15日のキャンペーン期間中、前の会社の継続年数が引き継げます)
家族で割引「最大半額!」
各社、携帯電話の基本料金や通話料は、概ね横並びです。携帯電話料金を安くする最大のポイントは、家族割引と継続年割引を合わせる事。家族同士のメールは無料、通話も割引になります。家族であれば、一緒に住んでいなくても必要書類を提出すると、家族割引が利用出来ます。(「家族」の条件、必要書類については各社におたずね下さい)
最近は小学生や、おじいちゃん、おばあちゃん世代も携帯電話を利用する人が増えています。この機会に携帯デビューをとお考えなら、小中学生やシニアのプランも各社あります。
以下が各社の「家族割引と継続年割引」を合わせたプランです。
■NTTドコモ
1年目の35%割引から始まり、10年を超えると半額に。中学生以下、60才以上のプランファミ割ワイドなら、基本使用料が1575円。通話やパケット通信料の上限を超えると、発信をストップするファミリーワイドリミットは、基本使用料が1680円になります。家族内のメール無料。無料通話分2ヶ月くりこせて家族で分け合えます。
■au
1年目36.5%割引、10年を超えると半額になります。小中学生、60才以上のプランワイドサポートなら最大55%割引で基本使用料が1575円に。家族内のメール無料(auの電話同士で使えるCメールのみ)。余った無料通話を無期限でくりこせる「くりこし」コースか、家族間で余った無料通話をその月に分け合える「家族分け合い」コースか、回線単位で選べます。
■SoftBank10月26日スタートの新プラン
「オレンジプラン」はauと、「ブループラン」はドコモと同じ料金プランで基本料金が200円安くなっています。MNPでSoftBankに移っても料金プランを悩まずに済み、さらにお安くなると言う訳です。それぞれ、家族割引が使えます。「年間割引」と合わせると、最大半額になります。無料通話も2ヶ月くりこせます。
そしてさらに、SoftBankが価格破壊?「予想外割」なるサービスを発表しました。通話料も0円、メールも0円、基本料金も今なら2880円!ってどんなサービスでしょう?