貯蓄/貯蓄する基本の方法

毎月の貯金、お給料の何%すればいい?(2ページ目)

お金がある時に貯金しよう!と思っても、なかなか貯まらないのがお金です。毎月の手取り額から計画的に貯めれば、知らず知らずのうちにお金が貯まります。では、大体どれくらい貯めればいいのでしょうか?

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

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貯金をすぐに使っちゃいます

貯金
残高が増えない時もあきらめないで、積立定期預金は続けましょう。
貯金を始めても、急な出費が重なると残高が減ってしまってがっかりします。そこで、「もう貯金なんかしてもムダ」とあきらめてしまうと、お金はますます減ってしまいます。貯金があるから借金しなくてすんだ!と思い変えましょう。

長い人生、いくら頑張っても貯金をするのが難しい時期というのは、どの家庭でもあるものです。
■若くて収入が少ない時
■ 新婚1年目
■ 住宅ローンと子供の教育費がかかる時
■退職後

こんな時期は、貯金出来なくても仕方ありません。特に、住宅ローン返済額の手取りに対する割合は平均約20%。さらに、教育費で一番お金がかかる大学入学が重なれば、今まで貯金に回っていたお金を全てローンの返済に充てたとしても足らず、一時的に収支がマイナスになる事もあります。その時に、それまで貯めておいたお金が活躍してくれます。

将来のピンチを救うのは、貯められる時に頑張って貯めたお金です。お金が貯まらない時も、少額でもいいので「先取り積立て」をしておきましょう。預金の残高が、積立額に満たない場合は積立てが1回お休みになり、翌月残高があればまたその月からスタートします。2ヶ月分引き落とされたりしませんので、ご安心を。

急な出費などで、お金を下ろすのは「後取り貯金」の方から。本当は、どちらでもいいのですが「手を付けないお金」を用意しておく事は、貯めぐせをつけるのに大切な事です。

<まとめ>
・貯金は手取りの10%からスタート。
・先取りで10%、給料日前に余裕があれば「後取り貯金」。
・家計がピンチでも、「先取り」の額を少なくして続ける。
・急な出費は「後取り貯金」から下ろす。
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