やさしい住宅の助成金
バリアフリーや、省エネ、エコロジー住宅といった、人や環境にやさしいお家を普及させる制度です。自治体が一定額を無利息で融資したり、利子の補助、助成金交付をしてくれます。■帯広市 ユニバーサルデザイン住宅建設資金貸付
ユニバーサルデザイン住宅とは、赤ちゃんやお年寄りにもやさしい住まいの普及のための制度です。やさしい住まいとは、つまづき防止のために全ての出入り口に段差のない構造にしたり、手すりをつけたり、トイレ、浴室のゆったり入れるサイズにすること。返済期間は20年以内。新築の場合500万円 、増改築150万円を上限として無利子で融資。
■北九州市 ハートフル住宅金利優遇制度
高齢者仕様、省エネルギー仕様、耐震仕様の人と環境にやさしい住宅を普及促進するため、要件を満たす住宅の取得やバリアフリーリフォームをする場合に、住宅ローンの金利を優遇する制度。金利0.1%優遇。
■名古屋市 名古屋緑化基金建築物等緑化助成制度
ヒートアイランド現象緩和と、省エネ、雨水貯蓄のために、屋上緑化や壁面緑化を支援する制度。助成金は個人居住用が25万円、事業用等は50万円が上限。
■全国太陽光発電助成制度
太陽光発電の普及のための制度。自治体によって工事費の(上限だいたい6万円から30万円まで)補助したり、融資の利子や保証料を補助します。
特定優良家賃賃貸住宅
家庭を持つと何かとお金がかかります。そんなファミリー層を対象に優良な賃貸住宅を提供するための制度です。家賃補助を受けられるのは最長で20年間。その間収入の変化がなくても負担額は毎年3.5%ずつ上がり、契約賃料に近づいていきます。つまり、20年たてば子供も大きくなり、普通の家賃が払えるでしょ、それまで家賃をおまけしてあげるので、頑張ってねという訳です。どれくらいの家賃補助があるか、東京都文京区の例で見てみましょう。夫婦と子供の4人暮らし、前年の夫の税引き前の年収510万円、妻は専業主婦だったとします。
■家賃21万円が10万円に!
家賃21万1000円、77平米3LDKのマンションが、この世帯なら家賃負担は10万1900円に。なんと10万9100円も家賃補助が出ることになります。
もちろん、誰でもすぐに入れる訳ではなく、区内在住又は在勤又は、区内に居住している一親等の親族がいるという資格要件があり、空き家が出て、抽選に当たればという話ですが、日頃から役所や、住宅供給公社のホームページをチェックしておくといいですね。
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