貯める「1人暮らし編」
自宅通勤なら、1000万円を目指せ! |
■思わぬ落とし穴
給料日前にお金がなくなるとクレジットカードで切り抜け、大きな買い物はボーナス払い・・・。そんな習慣をつけてしまうと、いつまでたってもお金が貯まりません。また、返済額が毎月一定になる「リボ払い」は一見便利に思えますが、その後も買い物をしていくと残高がなかなか減らず、残高に対して15%(カード会社、契約内容によって違います)の手数料がかかるので要注意です。
■まずは5000円から!
最初はなかなかお金が貯められなくても、「貯めるくせ」をつけましょう。まずは、お給料が入って来る銀行口座から、毎月一定額を貯める「積立定期預金」を始めます。「普通預金」「定期預金」「積立定期預金」がセットになった総合口座なら、普通預金の残高が無い時に、カードの引き落としがあっても、定期や、積立定期を担保に自動融資してくれますので、安心出来ます。
まずは、毎月続けられそうな金額5000円から始めてみましょう。最初から無理をするよりも、自分で貯める額を上げて行った方が長続きします。手取りの10%まで積立額を増やす事を目標にしましょう。余裕のある月は、積立定期の口座に余分にお金を入れることも出来ます。順調にいけば1年後には6万円。ボーナス時にがんばれば、30万円も夢ではありません。
パソコンやモバイルで定期預金の預入ができる、インターネットバンキングの取扱がある銀行なら、申し込んでおきましょう。ATMに並ばなくても残高を確認出来るし、電車待ちの時間でも、普通預金口座から積立口座にお金を入れられます。
貯める「実家暮らし編」
実家暮らしは、1人暮らしの人の家賃や生活費が必要ない分、10万円くらい貯金できそうなものですが、なかなか貯まりません。学生時代のバイト料に比べると、増えた手取りにサイフのヒモもゆるみがち。前から欲しかったものに、目が行きます。
■これだけは実行!
大変な時代にめでたく就職できたのですから、学生時代と同じように生活費全てを家族に出してもらうのではなく、生活費としてお金を家に入れたいですね。お家の方と相談して金額を決めましょう。もし、必要ないと言われたら将来、親を扶養する時のために家に入れるお金を積立てておきましょう。毎月2万円でも、定年までコツコツ貯めれば912万円!利息も含めると1000万円は越えますよ!
■目標は結婚までに1000万円
以前、貯蓄上手な名古屋で、結婚までに1000万円貯めたOLの記事を書きました。
名古屋人に学ぶお金の貯め方
1000万円というと、とても貯まりそうもないような額ですが、コツコツ財形貯蓄で3万円ずつため、ボーナスは出来るだけ手を付けずに10年で貯めたそうです。計算すると毎月3万円+ボーナス時に32万円ずつ貯めると、1000万円貯まります。
財形貯蓄って何?
仮にその半分、毎月1万5000円と1回のボーナスで16万円ずつ貯めても500万円です!実家ならほとんど無理なく貯められる額ですね。ところが、いざ結婚という時に、実は貯金は0だったという人も多いのです。どこに消えちゃったのでしょう?
いかがでしたか?新社会人は、まだまだ手取りも好くなく、いろんな経験や自己投資もしなければならない時期です。でもコツコツ少なくてもいいから、貯める習慣をつける事が大切。10年後、20年後、30年後、同期にぐっと差が付けられますよ!
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