資産運用/資産運用をするときの鉄則

ゼロから始める資産運用!キホンのキホンPart1 お金がないと運用できない!

お金を殖やしたいと思うなら、まずは運用するためのお金を確保することから始めることが必要。超低金利のこの時代、なぜお金を貯めることが重要なのかを、資産運用の観点から考えてみましょう。

横山 利香

横山 利香

投資をはじめてみよう ガイド

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)、日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー、相続士であるガイドが、自身の投資体験を元に、株式投資や不動産投資を中心とした投資情報や資産運用を紹介。

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みなさんは今、生活するためのお金とは別に、運用に回してもいいお金がどのぐらいありますか?

「資産運用のノウハウの話じゃないの?」と思われる人もいるとは思います。しかし、銀行の1年物定期に預けても0.03%という超低金利の現在、貯蓄をすることの大切さを改めて考えておくことは、資産を運用する上では意外と重要なのです。


<5年後にはこんなに貯蓄額に差が付く!>


なぜ貯蓄をすることが重要なのかを、具体的な例で考えてみましょう。
手取り年収が500万円の場合、5年後にはどのぐらい貯蓄できるのかを具体的に考えてみます。あまり現実離れしてもどうかと思いますので、「年収アップはなし、インフレ率ゼロ」と仮定します。





表を見ると一目瞭然ですが、年収に占める貯蓄率が0%と20%の人では、たった5年の間で、運用できるお金に250万円もの差が出てしまいます。もちろんこの表では、貯蓄できた金額の差がわかるだけで、運用した場合の差はわかりません。


しかし、銀行定期に預ける場合のことを思い出してみてください。預入金額や預入期間、金融商品に応じて、金利が変えられているのが現状なのです。そう考えると、少しでも多いお金を運用した方がオトクなのは言うまでもありません。
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