郵便貯金の裏技廃止であなたの貯金はどうなる?


郵便貯金の裏技が廃止される4月まで、とうとう1ヶ月を切りました。これまでは郵便貯金の利子の端数計算の方法により、「利子の全額が1円未満の場合は1円に切り上げて計算」されていたのですが、平成17年4月1日から、「郵便貯金の利子の全額が1円未満の場合は切り捨てて計算する」ことに変更になったのです。


安全志向の人に人気を集めていた郵便局の裏技については「郵便貯金の裏技がついに終わる!」でご紹介しましたので、ご存知の方も多いと思います。4月からの変更にあたり、「どう対処すればよいのか?」といった相談を受けましたので、対処法をニュー定期(2005年3月1日現在、金利は0.02%)を中心に考えてみたいと思います。


まず、郵便局の通帳を用意し、自分がどういった形で預けているのかを確認しましょう。確認する点は、「満期時のお取扱い」がどうなっているかです。
・元金のみ自動継続
・元利金自動継続

のどちらであるかを確認します。


1)元金のみ自動継続で、平成11年1月以降に1000円を1口で1ヶ月で預けている場合
1000円×1口×0.02%×(1ヶ月÷12ヶ月)=約0.017円 
1円未満なので切り捨てとなり、利子はまったくつきません。
裏技適用では1円の利子がついています。


2)元金のみ自動継続で、平成11年1月以前に1000円を1口でし、10万円を100口として、1ヶ月で預けている場合
1000円×0.02%×(1ヶ月÷12ヶ月)約0.01円×100口=1円
100口以上預けている場合には、1円の利息がつくことになります。

裏技適用では100円の利子がついています。


3)元利金を自動継続で預けている場合
この場合には、一口で利子が計算されます。1の計算方法になりますので、1000円を1口で預けている場合には利子はまったくつきません。もし金額で10万円(つまり1000円を100口)以上預けていても利子がつきません。

上記2の元金のみ自動継続で預けると利子がつきますので、上記2に変更した方がよいでしょう。


また、定額貯金については、1000円×0.02%×(6ヶ月÷12ヶ月)=0.1となります。1万円以上であれば利子がつきますが、1万円未満を半年で解約した場合には利子はつきません。


最近では、ネット銀行の預金金利や個人向け国債の利率などを見ると、郵便貯金の裏技に匹敵するぐらいの金利が得られる場合なども出てきています。個人的には、特に利息がつかない方法で預けている場合には、他の金融商品への預け替えを検討してみることも必要だと思います。

関連リンク
「郵便貯金の裏技がついに終わる!」
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