ポイント1:ネット証券にも口座を開く場合
皆さんの中には、これを機会にネット証券の口座を開設しようと思っている人もいると思います。ネット証券にも口座を開設する予定であれば、ネット証券に入出金する際の手数料がタダになる金融機関を選ぶとよいと思います。
多くのネット証券では、「即時入金サービス(金融機関によって呼び方は異なる)」を行っています。通常の振込みとは異なり、ネット証券から手続きを行うことで、金融機関によっては手数料がタダになりますし、リアルタイムで入金することができるのです。オトクなサービスですから、ぜひ指定の金融機関から選ぶましょう。ただし、ネット証券によって利用できる金融機関は異なりますので、どの金融機関を利用できるのか事前の確認が必要です。
たとえばEトレード証券の場合、時入金サービスとして、「みずほ銀行スーパーデビットサービス」「スルガ銀行ネットデビット」「UFJ銀行ネット振込(EDI)」「ジャパンネット銀行JNBsmart」「東京三菱ダイレクトeペイメント」「三井住友銀行One’sダイレクト」「郵便貯金ぱるる振替サービス」を提供しています。
ただし、地方の方からは「即時入金サービスの銀行を見たことがない」とよく言われますので、地方の方には郵便局のネットサービスを利用するのがオススメだと思います。
ポイント2:利用したいサービスが決まっている場合
ネット専業銀行の場合、キャンペーン期間中は、定期預金や外貨預金の金利が優遇されたりとオトクなサービスが多くあります。このようなサービスであらかじめ利用したいサービスが決まっている場合は、その金融機関に口座を開きましょう。この場合、利用できるATMや利用手数料は事前に確認しておきましょう。
まずは行動あるのみ
これらの金融機関に口座を開設する場合、インターネットで簡単に手続きをすることができます。迷ったら、気になる金融機関の口座は、とりあえず全部開設の手続きを行いましょう。
私は今、ネット専業銀行と従来の銀行のネットバンキングの両方を利用しています。ネット証券とお金を利用する場合は従来の銀行のネットバンキング、利用したいサービスや商品がある時はそのネット専業銀行という風にです。口座を開設するには時間がかかりますし、何日にもわたると途中で挫折しがちです。つい「明日でも」と後回しにしてしまうと数ヶ月経ってしまうこともあり得ます。できるだけ一日で作業を終わらられる日を狙って申込をした方がよいと思います。
それでは、次回は、ネットで投資デビュー「ネット証券口座開設」をご紹介します。
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