資金以上の信用買いが危険なワケ
これまでの株価上昇を受け、「信用取引を使って株を買えばもっと儲かる!」などと考えた人が増え、ここ数ヶ月、信用買いで株を取引している人がどんどん増えてきていました。
損失が膨らめば、不安はますます増すばかり! |
この事実こそ、非常に危険な事態です。なぜなら、信用買いで株を買っていた場合に、今回のライブドアに端を発した大幅な下落に見舞われると、
「自己資金以上の取引をしているで、もちろん損失も巨額になり」
「期限内に返済しなければならないのに株価はますます暴落し」
「本当に株価は回復するのだろうかと考えているこの間も、利息はどんどん増えていくし、保証金を維持できなくて追加の保証金(追証)を入れなくちゃいけない」
などという恐怖心に襲われてしまうからです。
こういう風に考えた場合、投資家として考えられる対処法は、
1:現金があれば追加で保証金を差し入れる
2:損失がまだ少ない今の内にさっさと売ってしまう(投げる)
の2つが考えられます。
こうして、現金がなくて追証に耐えられないない人は、損失確定を覚悟で、信用買いで買った株を売ってしまいます。そして、さらなる下落を巻き起こし、投げが投げをよぶ事態へと突入するのです。
しかし、今回はさらなる想定外の事態が待ち受けていたのです。詳しくは次のページで。