貯蓄環境は今後良好に!
預金金利は量的緩和の解除を受けて、少しずつ上昇を始めています。以前よりも高金利の定期預金に貯蓄したという人も多いことでしょう。ゼロ金利政策が解除されれば、金利が上昇する可能性はますます高くなります。
目先の金利に惑わされずに、じっくりと高金利商品を選ぼう! |
定期預金などは預ける期間が長いほど金利が高くなります。目先の金利に惑わされて、1年よりも3年、3年よりも5年と預け入れ期間の長い金融商品を選びたくなるかもしれません。しかし、金利が今後上昇する可能性が高まっていますので、長期間金利を固定させてしまうよりも、短期間の固定型、もしくは変動金利型の金融商品を選んだ方がよいでしょう。具体的には、変動型の個人向け国債や、預け入れが短期間の定期預金などがよいのではないでしょうか。
高金利定期の見分け方についてについて詳しく知りたい人は、「知らなきゃ損!高金利定期を見分ける4つのヒント」へどうぞ。
不動産はどうなる!?
不動産投資については現在、東京では地価が下げ止まる傾向が見られています。場所にもよりますが、景気が今後回復すればインフレになっていくことも考えられます。しかし、不動産に投資(購入)する場合には、自宅でも投資でも、多くの人がローンを利用すると思います。金利が今後上昇すると予測できますので、金利が上昇した場合には支払いが増えることになりますので、負担が大きくなることが予想できます。
個人的には、自宅の購入を考えている場合にはであれば、長期固定型の住宅ローンを利用する、そして、金利が上昇しても支払っていくことが可能かを考えてみるとよいのではないかと思っています。そして、不動産投資を考えている場合には、地価がいくら上昇しても金利も上昇しますので、キャッシュフローが回る物件に投資していくことが重要だと思います。
次のページでは、株や外貨の投資環境について考えていきたいと思います。