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今、この金融商品に投資してはいけない!?(3ページ目)

2007年夏、私が「投資先としてはどうなの?」と思う金融商品を3つ、勝手に考えてみました。金融商品選びの参考にしてはいかがでしょうか?ただし、投資に際してはご自身の判断と責任で行ってくださいね!

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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年金は不安だけど、その金融商品でいい?


「個人年金保険・確定型」とは、自分が保険で積み立てたお金を、将来年金として分割して受け取る金融商品です。基本年金額は契約時に確定している、つまり、契約時の予定利率が最後まで変えられない仕組みになっています。
老後の年金は確かに不安だけど、その金融商品で本当に安心!?

年金の記録漏れ問題が発生したことで、公的年金への不信感が最近はますます増すばかりです。そのため、自分の力で老後のために準備しておこうと考えることは当たり前のことです。とは言え、金利の上昇が予想される時にこの金融商品を選んでしまうと、加入時の低い予定利率がずっと適用されてしまうことになります。個人的には、金利が低い今選ぶ必要性はなく、金利が上昇してから選んでも遅くはないのではないかと考えています。

ただ、この金融商品の場合、税制適格特約付き(払込期間10年以上、年金開始年齢60歳以上、年金支払期間10年以上)なら、保険料によって年間最大5万円の所得控除が受けられます。個人的には、所得控除によって受けられるメリットと、今わざわざこの金融商品を選んで受けられるメリットを比較することが大切だとは思っています。

個人的な考えから、「投資先としてはどうなの?」と思う金融商品を勝手に考えてみました。あくまでも主観に基づいていますので、投資に際してはご自身の判断と責任で行ってください。

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