投資法その1:手数料にこだわる
運用成果が手数料で吹き飛んでしまうような投資信託はNG! |
投資信託は投資のプロに運用を任せる金融商品ですから、運用してくれたお礼として手数料がかかることになります。具体的には、「販売手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」です。できるだけ損をしないことを優先させるのであれば、運用成果に影響を及ぼすこれらの手数料は少ない方がよいと思います。
ある程度投資対象が決まっているのであれば、本来であれば投資の内容から投資信託を選ぶのかもしれません。しかし、損をしないめには運用成果を高めることが必要不可欠ですから、販売手数料から投資信託を選んでみてもよいでしょう。
運用成果が10%の投資信託を、販売手数料がゼロ(ノーロード)と1%場合で比較してみましょう。ノーロード型の投資信託の場合には、販売手数料がゼロですから、運用成果は10%のままです。一方、販売手数料が1%の場合には、運用成果は10-1=9%になってしまいます。投資信託を購入するだけで運用成果に差が付いてしまうのですから、販売手数料ができるだけ低く設定されている投資信託を選ぶことが大切です。
他の手数料については、投資先によっておおよその手数料水準が決まっていますので、投資信託を決める時にその手数料水準が妥当かを判断すればよいと思います。
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