テクニック2:複利パワーを味方につける
複利パワーは、お金が集まる仕組みの基本です。お金を預貯金に預けると利子がつきますよね。その利子が発生するたびに元本に組み入れて、今度はその総額を元本として運用するのです。すると、利子にも利子が発生することになります。これが複利パワーです。
複利パワーで、お金がさらにお金をうむ仕組みを作ろう! |
たとえば、100万円を金利1%で1年間預けると1万円の利子が発生します。この1万円を元本に組み入れますので、元本は101万円になります。そして10年間運用すると、110万4622円になります。
一方、単利で運用すると、1万円の利子を毎年受け取るわけですから元本は100万円のままで、10年間運用したら110万円です。複利か単利かを選ぶだけで運用に差がつくのですから、ぜひとも複利パワーを利用したいものです。
投資で儲かったお金を、食事代や旅行代などの御褒美として、つい引き出してしまう人が多いかもしれません。たまになら御褒美もいいとは思います。しかし、それを運用に回していたら、お金がさらに増えている可能性があるのです。複利パワーを活用するために、できれば儲かったお金は投資に回した方がいいでしょう。
・金利の法則について詳しく知りたい人は、「お金を2倍に増やす人が使う「72の法則」」をどうぞ。
次のページでは、お金が自然と集まる仕組みとなるプラスαパワーについて解説していきます。