株式型:国内外の株式投資信託
投資信託では、運用成果に応じて分配金が支払われるのが一般的です。ただし、分配金の扱いは投資信託によって異なっており、分配金を受け取らずに再投資するタイプと現金で受け取るタイプがあります。分配型の投資信託は、後者の現金で受け取るタイプになります。分配が行われる時期は、毎月や四半期に1回など、投資信託によって様々です。分配型の投資信託の主なものとしては、不動産の賃料を受け取ってそれを分配金として支払うタイプ、債券投資による金利収入を分配金として支払うタイプ、株式投資による配当収入を分配金として支払うタイプがあります。
株式投資信託は、ポートフォリオの中に株式を少しでも組み入れている投資信託のことを言います。少しでも株式で運用されていればよく、すべてを株式で運用しなければいけないわけではありません。
投資対象となる株式には、日本国内はもちろん、アメリカや中国、インドなど様々な国の株式があります。ですから、日本国内の株式で運用されている国内型、そして、海外の株式で運用されている国際型とに分けられます。また、その時々のブームなどによって、インドやブラジルなどを投資対象とした新興国ファンドなど、様々なテーマのものがあります。
ただし、国際型の投資信託では、対象となる通貨の変動によって損益が左右されます。為替変動リスクが発生する点には注意が必要です。そのため、投資信託によっては為替リスクを軽減するために、為替ヘッジをつけている投資信託もあります。
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