生命保険/生命保険アーカイブ

生命保険の基礎知識 定期保険の活用法(1)(2ページ目)

シンプルな生命保険、定期保険活用法をお伝えします。保険と貯蓄は分けたい、給与ダウンで保険料が払えない、そんな方がしっかり保障を確保するのに有効です。長期の積立にも利用できる保険です。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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平準定期保険の特徴

この保険の特徴をリストアップしてみましょう。
●期間が短いと保険料が安い、長ければ掛け捨てではなく保険料も高い
長期の定期保険は経営者が「保障」と「資産形成(退職金づくり)」を同時に行える企業を守るためには有効なツールとして利用されています。

●期間中、保険料は変わらない
あらゆる保険全般にいえますが保険期間中は保険料は原則上がりません。

●期間が終了し、更新したい、継続したい場合は保険料が上がります
人は年齢を重ねるたびに死亡の確率は上がっていきます。定期保険の更新はかならず前回に比べ年を取っていますので保険料は上がっ ていき、高齢になるほど一定期間後の保険料アップが大きくなります。これが更新型の短期定期保険となります。

満期が来れば保険料は上がる

現在も、日本の生命保険会社で契約されている場合は、保険証券や設計書をよく見てください。10年から15年の更新型の定期保険特約が必ず入っています。これは満期が来れば保険料は上がることを意味します。

まとめ~活用のポイント

長期の平準定期保険は終身保険と同じように「変わらない保険料」「貯蓄性」「変わらない保障」を必要とした場合に有効です。短期間の平準定期保険は「低価格」「高額の保障」を手に入れるのに適しています。保険料の支払いを抑えたい、貯蓄と保障は分けたいといった場合にマッチします。

※更新のたびに保険金額を見直さないと保険料が高額になってしまうので注意が必要です
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