この機会に見直そうかなあ・・・ |
生命保険、医療保険を販売する各社が、4月からの保険料変更を発表しています。新聞等では保険料が下がるという見出しも付いている記事もありますが、今回の保険料改定は実際どのようなものなのでしょう?
一体どうして保険料が変わるのか?
現在、日本は高齢化社会にまっしぐらです。出生率は落ち、そして医療の進歩により長寿化が進んでいます。生命保険や医療保険の掛け金にとって、長寿化は死亡率(人が一年間に死亡する確率)に大きな影響を及ぼすことは、言うまでもありません。この数値をあらわす「標準生命表」と呼ばれる指標があり。これが11年ぶりに改定されることになりました。保険料を算出する際の指数である死亡率が変更(低下)することで、契約者に支払う保険金を予測するに当たり、大きな影響を受けます。現在、生保も、損保に負けず劣らず、不払いが発覚し、慎重になっています。より実態に即した保険料を算出することを目的として、現在販売されている保険料が変更されるそうです。
生保各社が販売する商品には死亡時の保障、生命保険、入院時の保障、医療保険、がん保険、介護状態の際に備えた介護保険、そして各社が銀行窓口を通して販売している年金保険等があります。各保険によって、保険料が上がったり、下がったりしますので見ていきましょう。