自分の要求を固めましょう |
自分にあった生命保険とは
自分にあった生命保険ってなに?という質問に答えられる人はほとんどいないのではないでしょうか。生命保険は、商品として販売されたり、営業の外交員が訪問し加入するという形をとられているため「買う」「加入」という意識がありますが、実際は保険会社との「契約」です。契約とは、対等な立場にある人もしくは組織、企業がある一定の条件のものとに取り交わす約束のことです。
自分の要求が明確でなければ「契約」は成立しない
保険は保険に加入したい人が、保険会社と取り交わす約束なのです。契約を交わすためには、相手に対して要求し、その要求に対して相手がどのような条件を出してくるかが契約が成立するために必要不可欠です。
保険会社が持ってくる、我々契約見込み者への要求する条件が、パンフレットに書いてある保障内容とその対価である保険料です。
こんな保障しますよ~、その代りに保険料はこれだけ頂きますよ。
ということです。
自分からの要求を固める
相手が提示する条件に対し、契約するためには自分の要求、すなわち突き付ける条件が固まっていないとお話しになりません。自分はどんな保障が必要なのか、保険料はいくらまで払えるのか?
最低この程度は決めておかないといけません。自分にとって必要な条件を満たしてくれる契約が、自分にあった生命保険を選ぶということになります。
自分で考える必要最低限の条件はこれだ
今、これから、加入や見直しを考えている方は以下のことだけは最低限考えましょう。1.誰がどんな時に保険金を支払ってほしいか?
2.そのときいくら支払ってほしいか?
3.何歳まで契約したいか?
4.保険料は何歳まで払いたいか?
5.保険料はいくらくらいまで払えるか?
どんなに複雑に特約が付いていようが、分かりにくい名称だろうが、この5つをしっかり決めてこの5つが目の前に提示された契約に含まれていれば、ほぼ自分にあった生命保険であると言えるでしょう。
余計な特約が付いていても要するに、自分が出した条件を満たしているかどうかが、あなたにあっているかどうかの見極めるべきところです。
特約てんこ盛りの契約でも、ほかの保険に比べて要求を満たし保険料が安ければ良いのです。
この5つを考えることは面倒なことかもしれません。特にいくら支払ってほしいかなんてさっぱりわからないかもしれません。しかし、そこを考えないと絶対に自分にあった保険には出会えないでしょう。