住宅購入のお金/住宅購入と税金

来年の住宅ローン減税はどちらを選ぶ?(1)(2ページ目)

住宅ローン減税は平成19年、20年とも控除期間を10年または15年のいずれから選択する必要があります。まずは、住宅ローン減税の要件や減税額などの仕組みを理解しましょう。

村元 正明

執筆者:村元 正明

住宅にまつわるお金ガイド

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住宅ローン減税の金額は

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住宅ローン減税は所得税の減税処置です。住民税などからは減税されないことを知っておきましょう。
要件を満たし、確定申告をすることにより、所得税額から住宅ローン減税を受けることができます。具体的な減税額は次のとおりです。

(減税額)=(住宅ローンの年末残高)×(控除率) 
 ※100円未満切り捨て

■平成19年入居の場合
住宅ローンの年末残高は2500万円以下の部分となります。
控除期間10年を選択した場合、1~6年目の控除率は1%、7~10年目の控除率は0.5%となります。控除期間15年を選択した場合、1~10年目の控除率は0.6%、10~15年目の控除率は0.4%となります。よって、減税額の合計はいずれの控除期間も最大で200万円となります。

■平成20年入居の場合
住宅ローンの年末残高は2000万円以下の部分となります。
控除期間10年を選択した場合、1~6年目の控除率は1%、7~10年目の控除率は0.5%となります。控除期間15年を選択した場合、1~10年目の控除率は0.6%、10~15年目の控除率は0.4%となります。よって、減税額の合計はいずれの控除期間も最大で160万円となります。

控除期間10年または15年の選択は最初の確定申告のときに行いますが、その後、控除期間の変更をすることはできません。

また、平成21年以降住宅ローン減税が継続されるかどうか廃止されるか、また継続されたとしてもその内容がどうなるかは現在のところわかりません。

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