掲載日: 2005年 03月 22日
ITスキル標準の活用! スキルと資格のマッピング
今回は、自分の現在のスキルのレベルを試したり、目指すスキルを得るためには、どのようなIT関連資格が必要かについてお話します。IT関連資格を考える場合、2002年12月に経済産業省から公表された、「ITスキル標準」を参考にすると分かり易いと思います。
・プラットフォーム
サーバーやネットワークなど、システムを支える基盤システムが構築できる。
・システム管理
システム運用の設計・管理、導入ができる。
・データベース
データベースの論理・物理設計、及び運用管理などができる。
・ネットワーク
ネットワークの障害回避やキャパシティ設定などの設計ができる。
・分散コンピューティング
複数のコンピュータの階層化や機能設計などができる。
・セキュリティ
企業内や企業間のセキュリティに関する設計・構築ができる。
ITスキル標準で言われているITスペシャリストには、このようなスキルが必要なのです。
つまり、もしあなたが技術的なスペシャリストになりたいという目的があるなら、ITスキル標準の「ITスペシャリスト」で謳われているスキルを身に付ける必要があります。
それでは、ITスペシャリストに必要なスキルを付けるためには、どのような資格を取得すればいいでしょうか。次に、ITスペシャリストを目的に取得した方がいいと思われる資格について説明します。
●情報処理技術者試験(テクニカルエンジニア:ネットワーク)
ネットワーク技術の動向を常に把握し、システムに最適なネットワークが選択できること。また、アプリケーションで要求される仕様を元に、ネットワーク仕様が作成できること。さらに、プロトコルやセキュリティに関する知識を有し、システムに最適なネットワークが構築できることなどが試験に要求されます。
●情報処理技術者試験(テクニカルエンジニア:データベース)
データベースについての専門知識や技術を持ち、システム構築時の問題解決などができること。また、データベース構築の応用能力を持つことなどが要求されます。
●情報処理技術者試験(テクニカルエンジニア:システム管理)
情報システム管理者として、構成管理・障害管理・性能管理などを行うと共に、情報システムが安定的・効率的に動作するように改善を行う。さらに、システムユーザーに運用のアドバイス等も行うことができるなどが要求されます。
●情報処理技術者試験(情報セキュリティアドミニストレータ)
情報システムを運用するにあたり、セキュリティポリシーの作成やリスク評価・分析など総合的なセキュリティ管理に関する知識と技術を持つことが要求されます。
●LPIC(リナックス・プロフェッショナル・インスティーチュート)
Linuxに関する知識や応用管理、ネットワーク管理能力を試されます。
●サン・マイクロシステムズ認定試験
Solarisの認定試験には、次の3つがあります。
・Solaris システム管理者
・Solaris ネットワーク管理者
・Solaris セキュリティ管理者
それぞれ、Solarisに関する管理知識やネットワーク管理能力、セキュリティ管理能力を試されます。
●マイクソフト認定技術者資格制度
マイクロソフト製品の全般的な知識や、データベース、Windows系OSの知識や管理能力を試されます。認定資格にはいくつかの種類がありますが、ITスペシャリストを目的とするなら、次の資格取得がいいでしょう。
・マイクロソフト認定システムエンジニア (MCSE)
・マイクロソフト認定データベースアドミニストレータ (MCDBA)
・マイクロソフト認定アプリケーションデベロッパー (MCAD)
・マイクロソフト認定ソリューションデベロッパー (MCSD)
このように、ITスペシャリストになることを目的とする場合、上記のような資格を取得し、自身のスキルアップを図っていくことがいいでしょう。
資格は、まず目的を持って取得することが重要です。ITスキル標準などを使って、自分がどのような職につきたいかを充分検討し、それに合ったキャリアアップをお勧めします。
尚、社団法人日本パーソナルコンピュータ協会が発行している「コンピュータ・IT資格白書〈2004年版〉」に、ITスキル標準とIT関連資格のマッピングが詳しく掲載されています。こちらも参考にしてください。
【関連リンク】
ITスキル標準センター
社団法人日本パーソナルコンピュータ協会
高度IT人材の育成
コンピュータ・IT資格白書〈2004年版〉
ITスキル標準とは?
「ITスキル標準」は、IT関連サービスを提供する上で、どのようなスキル(知識や経験)が必要なのかを体系的にあらわしたもので、言ってみれば「ITスキルの辞書」のようなものです。ここでは、IT関連サービスを提供する人材を11の職種と38の専門分野に分けています。例えば、ITスペシャリスト(技術的な専門家)の場合、次の6つの専門分野があります。![]() |
| 目的のスキルに合った資格を選ぼう! |
・プラットフォーム
サーバーやネットワークなど、システムを支える基盤システムが構築できる。
・システム管理
システム運用の設計・管理、導入ができる。
・データベース
データベースの論理・物理設計、及び運用管理などができる。
・ネットワーク
ネットワークの障害回避やキャパシティ設定などの設計ができる。
・分散コンピューティング
複数のコンピュータの階層化や機能設計などができる。
・セキュリティ
企業内や企業間のセキュリティに関する設計・構築ができる。
ITスキル標準で言われているITスペシャリストには、このようなスキルが必要なのです。
ITスキル標準で資格を選ぶ
それでは、実際のITサービスの現場で考えてみましょう。企業が情報システムを開発・構築する場合、業務アプリケーションの開発とそれを動かすハードウェアやネットワークの構築が必要になります。前者は業務SE的な仕事であり、後者はテクニカルSE的な仕事です。ITスペシャリストのスキル要件は、後者のテクニカルSE的な仕事にマッピングされます(業務SEのスキルは、ITスキル標準の「アプリケーションスペシャリスト」にマッピングされます)。つまり、もしあなたが技術的なスペシャリストになりたいという目的があるなら、ITスキル標準の「ITスペシャリスト」で謳われているスキルを身に付ける必要があります。
それでは、ITスペシャリストに必要なスキルを付けるためには、どのような資格を取得すればいいでしょうか。次に、ITスペシャリストを目的に取得した方がいいと思われる資格について説明します。
●情報処理技術者試験(テクニカルエンジニア:ネットワーク)
ネットワーク技術の動向を常に把握し、システムに最適なネットワークが選択できること。また、アプリケーションで要求される仕様を元に、ネットワーク仕様が作成できること。さらに、プロトコルやセキュリティに関する知識を有し、システムに最適なネットワークが構築できることなどが試験に要求されます。
●情報処理技術者試験(テクニカルエンジニア:データベース)
データベースについての専門知識や技術を持ち、システム構築時の問題解決などができること。また、データベース構築の応用能力を持つことなどが要求されます。
●情報処理技術者試験(テクニカルエンジニア:システム管理)
情報システム管理者として、構成管理・障害管理・性能管理などを行うと共に、情報システムが安定的・効率的に動作するように改善を行う。さらに、システムユーザーに運用のアドバイス等も行うことができるなどが要求されます。
●情報処理技術者試験(情報セキュリティアドミニストレータ)
情報システムを運用するにあたり、セキュリティポリシーの作成やリスク評価・分析など総合的なセキュリティ管理に関する知識と技術を持つことが要求されます。
●LPIC(リナックス・プロフェッショナル・インスティーチュート)
Linuxに関する知識や応用管理、ネットワーク管理能力を試されます。
●サン・マイクロシステムズ認定試験
Solarisの認定試験には、次の3つがあります。
・Solaris システム管理者
・Solaris ネットワーク管理者
・Solaris セキュリティ管理者
それぞれ、Solarisに関する管理知識やネットワーク管理能力、セキュリティ管理能力を試されます。
●マイクソフト認定技術者資格制度
マイクロソフト製品の全般的な知識や、データベース、Windows系OSの知識や管理能力を試されます。認定資格にはいくつかの種類がありますが、ITスペシャリストを目的とするなら、次の資格取得がいいでしょう。
・マイクロソフト認定システムエンジニア (MCSE)
・マイクロソフト認定データベースアドミニストレータ (MCDBA)
・マイクロソフト認定アプリケーションデベロッパー (MCAD)
・マイクロソフト認定ソリューションデベロッパー (MCSD)
このように、ITスペシャリストになることを目的とする場合、上記のような資格を取得し、自身のスキルアップを図っていくことがいいでしょう。
資格は、まず目的を持って取得することが重要です。ITスキル標準などを使って、自分がどのような職につきたいかを充分検討し、それに合ったキャリアアップをお勧めします。
尚、社団法人日本パーソナルコンピュータ協会が発行している「コンピュータ・IT資格白書〈2004年版〉」に、ITスキル標準とIT関連資格のマッピングが詳しく掲載されています。こちらも参考にしてください。
【関連リンク】
ITスキル標準センター
社団法人日本パーソナルコンピュータ協会
高度IT人材の育成
コンピュータ・IT資格白書〈2004年版〉




