水も油も使わずに、素材の味を生かした極上の味を！

今年の冬のイチオシ鍋！
タジン鍋で手軽に栄養豊かな食事を

昨年末に「今年の冬は究極の調理鍋・タジン！」と題して、タジン鍋の記事を書きましたが、今年の冬のキッチンに一番のおすすめはこの鍋料理です。
超お手軽に、身近な食材を風味豊かなご馳走に仕立ててくれるのがタジン鍋。もともとはアフリカ・モロッコの伝統的な調理法で、貴重な水や、取りすぎが気になる油を使わないで料理ができる無水鍋です。
この民芸品のような鍋を、フランスのエミールアンリ社がお洒落にリデザインしたものが5年ほど前に日本に上陸し、静かなブームを巻き起こしながらファンを増殖させているのがこのタジン鍋です。
使用しているタジン鍋は、FRAME(フラムシリーズ)のMサイズで、鍋の外径が250mmΦ、内径が225mmΦ、鍋の高さ46mm、蓋の高さが110mm、蓋の外径が235mm、高さは鍋底から蓋の上まで合計155mm、容量は1.1lit.あります。
エミールアンリのフラムシリーズ・タジン鍋には、他に0.8litのSサイズと、2.5litのLサイズの合計三種類があります。色はフラムレッド、フラムイエロー、パープルの3色が標準色で、これ以外にかっぱ橋道具街で手に入るフラムブラックの業務用タイプもあります。
タジン鍋の特徴は、その蓋の形状にあります。低温で蒸し上げられた肉や野菜から出る水蒸気が蓋の上部で冷やされ、食材の上にしずく様に落ちることを繰り返すために、ハーブの香りや食材の本来の味覚が凝縮されて、濃厚な味を楽しめます。油も水も使わずに調理できるため、ヘルシーな料理法としても人気が高い所以です。
このエミールアンリ以外にも国内の陶磁器産地のタジン鍋や、ガラス蓋のタジン鍋、最近流行のシリコンラバー製のタジン鍋など数多くの品種が出揃っています。自分のライフスタイルに最適な容量と材質、デザインのタジン鍋を選んで、健康で明るく楽しい食卓を演出しましょう。

◇エミールアンリーの公式サイトに詳細があります。
◇AllAboutおもてなし料理のサイトに、タジン鍋レシピが数多く掲載されています。
©Nov.2010 Copyright HIDEWO KURODA KITCHEN SYSTEM LABO.INC.