掲載日: 2007年 05月 30日
地デジ録画のDVDメディアの賢い選び方
RとRW、RAMの選び方
■DVDメディアの基本的な特性
追記型メディア(DVD-R)は1回しか記録できないメディアで、長期的にそのまま保管しておきたい録画のダビングに使うべきです。書き換え型メディア(DVD-RW、DVD-RAMなど)は書き換えができるので、使い回しをするという使い方ができます。しかし、現実には追記型メディアは価格が書き換え型よりもかなり安いため、書き換え型メディアを使い回すよりも追記型を使う人が多く、現時点ではDVD-Rがもっとも売れるメディアになっています。
| メディア種類 | 書き換え可能回数 | DVDプレイヤーとの互換性 |
| DVD-R | 1回 | 高い |
| DVD-RW | 1000回 | 高い |
| DVD-RAM | 1万回 | ほとんど無し |
| 記録型DVD特性比較。DVD-RAMははじめPCの記録メディアとして登場したため、対応するレコーダーが少なく、現在では東芝、パナソニックレコーダー以外はほとんど対応していない。DVDプレイヤーとなると、ほとんど対応していない。 |
■地デジダビングの場合の特性
当然、地デジダビングの場合でも基本的なメディア特性は変わらないのですが、地デジダビング特有のファクターもあります。地デジ録画をDVDにダビングすると、オリジナルは削除されてしまい、さらにDVDから他のメディアにコピーできなくなります。つまり、ディスク上の録画が唯一のものになるのです。そのため、編集などなしにダビングした場合、書き換えのできないDVD-Rメディアではどうしようもありません。
しかし、DVD-RWなど書き換え型のメディアにダビングした場合、ディスク上でカット編集やプレイリスト編集をすることができます。そのため、ダビング後、なんらかの編集の余地を残しておきたいなら、RW、RAMなど書き換え型のメディアを選択するのもいいでしょう。
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| 書き換え型メディアであれば、DVDディスク上でカット編集、プレイリスト編集などが可能。写真はWindows対応のディスクアプリケーション「パワーディレクター4」(サイバーリンクトランスデジタル)。CPRMメディアのCMカット編集なども可能だ。 |
高画質に長時間録画したければ
アナログ放送の録画はゴーストなどの影響である程度、オリジナルに対して画質が劣化しています。そのため、XPなど高画質モードで録画しても、SPに対してビットレートに正比例して高画質にはなりません。これに対して、地デジ録画では放送されたものと同じクオリティの映像をハードディスクに録画できます。DVDにダビングするには変換して記録するわけですが、オリジナルが高画質であるため、XPやSPに再エンコードしても、アナログ録画の場合より高画質なDVDを作ることができます。
| 録画種類 | 解像度 | ビットレート |
| DR(地デジHDモード) | 1920×1080 | 約17Mbps |
| DR(地デジSDモード) | 720×480 | 約10Mbps |
| XP | 720×480 | 約9Mbps |
| SP | 720×480 | 約4.2Mbps |
| LP | 720×480/352×480(機種による) | 約2.2Mbps |
| 録画モードによる解像度とビットレートの違い。 |
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| DLメディアのDVDダビングには当然、レコーダー自体がCPRM対応のDLメディア書き込みに対応している必要がある。現在の地デジレコーダーのほとんどはCPRM対応のDLメディア書き込みに対応している。写真の東芝「RD-S600」はCPRM対応のDVD-R DLに対応している。 |
| メディア種類 | LP(長時間記録)モード録画時間 | SP(標準画質)モード録画時間 | XP(高画質)モード録画時間 |
| 1層DVD-R | 約240分 | 約120分 | 約60分 |
| 2層DVD-R | 約430分 | 約215分 | 約107分 |
| DVD-R1層と2層のモード別記録時間比較。 |
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| 2層(DL)タイプのメディアは1層タイプの約1.8倍の容量を持ち、より長時間の映像を記録することができる。写真はTDK製DVD-R DLメディア。 |
ちなみにすべての地デジレコーダーがCPRM対応DVD-R DLへの書き込みに対応しているわけではありません。たとえば、日立「DV DH1000S」、ソニー「RDZ-D900A」、三菱「DVR-DV740」などが対応していません。
地デジ時代のDVDメディアの選び方のまとめ
DVDHDDレコーダーでの地デジ録画のDVDダビングはDVDの容量やコピープロテクトのため、アナログ放送録画の場合よりも不便な面もあります。しかし、より高画質なDVDを作成できるなどメリットもあります。また、書き換え型メディアの優位性が増す面があるなど、今までにない変化もあります。今回の記事を参考に自分の目的を考えて、自分に合ったDVDメディアを選択してください。
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