ブルーレイレコーダー/ブルーレイ・DVDレコーダーの基礎

地デジ時代のDVDダビング(録画)の基礎知識

地デジが主流となり、DVDへのダビング録画がお手軽にできなくなりました。ここでは、CPRM、ファイナライズ、PCでの再生など、地デジレコーダーを含めたDVDダビングの基礎知識をわかりやすく紹介します。

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地デジのダビングはちょっと違う

ハードディスクがいっぱいになれば、録画した番組を消さない限り、次の録画をすることができません。DVDHDDレコーダーはその名前通り、記録型DVDドライブを搭載しているため、必要に応じてDVDに録画をダビングできます。今回はそんな地デジレコーダーでのDVDダビングの基礎知識を解説します。

■Contents
1. 地デジ録画ダビングでの注意
2. 必要なメディアは?
3. 高速バックアップとDVD-Video作成の違い
4. ファイナライズとは?
5. 他の機器で再生するときの注意

地デジ録画ダビングでの注意点

■コピーはできない
地上波デジタル放送はコンテンツ保護のためにコピープロテクションがかかっているため、録画を「コピー」することができません。そのため、DVDに録画を記録すると、ハードディスク上の録画が自動的に削除されてしまいます(ダビング10は9回までコピーが可能)。これを「ムーブ」といいます。なお、DVDへムーブした映像は他のメディアにムーブすることはできません。

■画質がダウン
地上波デジタル放送はHD解像度あるいはSD解像度で放送されています。DR(あるいはTS)録画で録画した場合、放送と同じ解像度で録画されます。すなわちHD放送であれば1920×1080ドットの高解像度で録画されることになります。

しかし、このHD録画のデータはSD(720×480ドット)録画よりも解像度が高くなり、データが大きくなります。そのため、そのままの解像度では長時間記録することができません。このとき、DVDへの記録では解像度を低く変換して記録されます。ブルーレイなど次世代DVDであれば、容量が大きいため、この変換なしに高画質に記録することができます。

必要なメディアは?

まずは録画を記録するためのメディアを用意する必要があります。

■目的に合ったDVDを選択する
記録型DVDにはいろいろな種類がありますが、自分のレコーダーの対応している種類のメディアしか使うことができません。大きくわけて1回しか書き込みのできない「追記型」と必要に応じて前の録画を消して、ほかの番組を録画できる「書き換え型」の2種類があります。追記型はDVD-R、DVD+Rのように末尾が「R」、書き換え型は末尾が「RW」になます。パナソニックのDIGAなど一部機種では書き換え型メディアにDVD-RAMも使えます。

時間がたっても、そのまま保存しておきたいものを記録するのには追記型を使います。見飽きたら、他の番組に書き換えて再度利用したい場合は、書き換え型を使うといいでしょう。VHSと異なり、データを書き換えても映像が劣化しないのがDVDのいいところです。なお、メディアの価格は、追記型よりも書き換え型のほうが高くなります。

  タイプ名 書き換え可能 書き込み可能回数 容量
DVD-R 追記型 × 1回 4.7GB
DVD-R DL 追記型 × 1回 8.5GB
DVD+R 追記型 × 1回 4.7GB
DVD+R DL 追記型 × 1回 8.5GB
DVD-RW 書き換え型 1000回以 4.7GB
DVD+RW 書き換え型 1000回以上 4.7GB
DVD-RAM 書き換え型 1万回以上 4.7GB(片面)
記録型DVDメディア特性比較表。


■地デジ録画にはCPRM対応メディアが必要
地デジやBSデジタルなどのデジタル放送を記録する場合には注意が必要です。国内のデジタル放送には著作権保護機能が組み込まれているため、著作権保護機能に対応したメディアにしか番組を記録することができないのです。DVDの場合、デジタル放送の記録には「CPRM対応」の録画用メディアが必要です。

CPRM対応メディア
デジタル放送の記録にはCPRM対応メディアが必要になる。写真はTDK製CPRM対応DVD-Rメディア。



次ページでは高速バックアップとDVD-Viddeo作成の違いなどについて紹介していきます。

更新日:2007年03月19日

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